「非常ブレーキ」の版間の差分

m
 
=== 非常電制 ===
[[神戸電鉄]]では、[[可変電圧可変周波数制御|VVVF]]車([[神戸電鉄5000系電車|5000系]]・[[神戸電鉄6000系電車|6000系]])を除く全営業車に非常用の電気ブレーキを装備しており、同社では「非常電制」と呼称している。何らかの原因で非常空気ブレーキが作動しない、あるいは効果がない場合、1000系列の場合、マスコンを非常電制位置に投入すると、主抵抗器の一部を短絡して制動力を確保し、停止直前の速度まで減速する。なお、手動動作の1000系列以外の搭載車両は非常空気ブレーキ投入後、動作が認められない場合に自動で作動する。「'''異常時において残された最後のブレーキ'''」という位置づけで、'''過電流・過電圧保護装置を無視して作動する'''が、'''使用した場合は主電動機は焼損・破壊される'''。
 
神戸電鉄と同様に急勾配区間が続く[[京阪大津線]]で運用された[[京阪260電車|260形]]・[[京阪300電車 (2代)|300形]]も、保安面から非常用の電気ブレーキが装備された。同線では電気ブレーキや回生ブレーキを装着し常用した電車(例 : [[京阪60電車|60形]]・[[京阪80電車|80形]])も使用され、地上設備も対応していたが、上記の車両は京阪本線の旧型車両の機器を流用した経緯から、常用の電気制動ブレーキ・回生ブレーキを装着できなかったからである。
 
ほぼ同様のブレーキは、[[電機子]]短絡スイッチとして、[[日本国有鉄道|国鉄]]([[JR]])では[[信越本線]]旧[[横川駅]] - [[軽井沢駅]]間の[[碓氷峠]]区間を走行していた[[国鉄EF63形電気機関車]]や、[[奥羽本線]][[板谷峠]]で使用されていた[[国鉄ED78形電気機関車]]・[[国鉄EF71形電気機関車]]、[[大井川鉄道]]では[[大井川鉄道ED90形電気機関車]]にも装備されており、[[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#信越線軽井沢 - 横川間回送機関車脱線転落事故|実際に使われた例も存在する]]。
1,397

回編集