「錦織車庫」の版間の差分

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[[京阪大津線]]の車両23編成62両全ての検査等を行っている。
 
車庫には廃車となった[[京阪80電車|80形電車]]1編成が、1両は原型のまま、もう1両はカットされ[[モニュメント]]的なものに改造されて保管されている。年に1回の「[[大津線感謝祭]]」では前者が一般公開され、運転台や車内を撮影することができる。また、珍しい例では「コスメル。」として、[[コスプレ]]イベントで使用されることがある。
 
構内の[[入換 (鉄道)|入換]]には、[[1994年]]まで[[京阪350電車|350形電車]]351号が使用されていたが、同年に[[アント工業]]製の車両牽引車(アント77型)が投入され、置き換えられた<ref>岩堀春夫『鉄道番外録 5』 ないねん出版、1998年、p.5。このアント77型は通常のアント77型とは異なり、縦置きエンジンでL型の車体形状(通常のアント77型を90度横向きにした形状)をしている。</ref>。
 
[[1980年]]、[[浜大津駅]]の統合により[[スイッチバック]]がなくなったため、石山坂本線内で京津線車両(80形16両・[[京阪260型電車|260形]]12両・[[京阪500形電車 (2代)|500形]]4両)の向きが逆になり、保守点検などで不都合が生じることになった。そのため錦織車庫に[[転車台]]を仮設し、5月28日から6月8日にかけて、1両ずつ向きを逆転させる作業が行われた。
 
車庫の名称は、近江神宮駅が開業当時は錦織駅であったことに由来する。駅名の方はその後近江神宮前と錦織への再改称を重ねて今日に至っているが、車庫名は一貫して変更されていない。なお、名称の読みは、地名の「にしこおり」に対してここは「にしごおり」となっている。