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{{出典の明記|date=2015年11月3日 (火) 13:34 (UTC)}}
'''棍棒'''(こんぼう、{{lang-en-short|club}})とは、人が握り振り動かすのに適度な太さと長さを備えた丸い棒のこと。殴打用の[[武器]]として扱われることが多く、武器としては最も基本的な物の一つである。[[旧石器時代|原始時代]]から現代に至るまで使用されている。
 
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==操法を用いる棍棒==
通常の棍棒は柄を握り先端で殴打して使用するが、操法を工夫することで棍棒全体を用い、幅のある攻防を行う事を主体とした棍棒がある。これらの棍棒類の主な特徴として、特に打撃部分を設けず、全体を同じ太さで作った直線棒状であることがあげられる。
[[日本武術]]では「'''棒'''」と呼び、一般的には'''六尺棒'''を用いる。それより短いものは「'''杖'''」と呼んで区別する
 
中国では「'''棍'''」(コン、またはクンと発音)と呼ばれる。棒や棍は[[剣術]]、[[槍術]]と共通技法が多く、多くの[[流派]]で学ばれている。特に[[嵩山少林寺|少林寺]]は棍法で有名で、こちらもらゆる武器術([[青龍偃月刀]]、[[蛇矛]]、[[斬馬刀]])の基本になている、回転させながら打撃する「捻糸棍」なる技まである(これを[[槍術]]に応用すると「圏槍」になる)
インドの[[カラリパヤット]]では[[弓術]]の次に、あらゆる武器術の基本としている。
 
中国では「'''棍'''」(コン、またはクンと発音)と呼ばれる。棒や棍は[[剣術]]、[[槍術]]と共通技法が多く、多くの[[流派]]で学ばれている。特に[[嵩山少林寺|少林寺]]は棍法で有名で、こちらもあらゆる武器術([[青龍偃月刀]]、[[蛇矛]]、[[斬馬刀]])の基本になっている、回転させながら打撃する「捻糸棍」なる技まである(これを[[槍術]]に応用すると「圏槍」になる)。
 
[[日本武術]]では「'''棒'''」と呼び、一般的には'''六尺棒'''を用いる。それより短いものは「'''杖'''」と呼んで区別する。。
 
西洋ではイギリスの'''クォータースタッフ'''が六尺棒に相当する。また[[杖|ステッキ]]や[[傘]]を棍棒として用いる術が生み出されている。フランスのラ・キャン(La canne)も杖、ステッキ術である。