「ヘクシャー=オリーン・モデル」の版間の差分

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TPP2015 (会話 | 投稿記録)
HO理論とリカード理論との差異について補注。
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'''ヘクシャー=オリーン・モデル'''(HOモデル、{{lang-en|Heckscher–Ohlin model}})は、国際貿易の[[一般均衡]]モデルである。[[ストックホルム商科大学]]の[[エリ・ヘクシャー|ヘクシャー]]と[[ベルティル・オリーン|オリーン]]によって開発された。HOモデルは、[[デヴィッド・リカード|リカード]]の[[比較優位]]理論の上に築かれ、貿易地域間の[[生産要素]]賦存に基づき[[貿易]]パターンを予測する。HOモデルは、本質的には、各国はその国に豊富な生産要素を用いて生産される財を輸出し、その国に希少な生産要素を用いて生産される財を輸入すると考えている。HOモデルは、一般に[[デヴィッド・リカード|リカード]]の[[比較優位]]理論の延長上にあると説明されるが、その考え方には大きな断絶がある<ref>竹森俊平は、これを「ヘクシャー=オリーン的世界観」と「リカード的世界観」として対比している。竹森俊平『国際経済学』東洋経済新報社、1996年、p.112。</ref>
 
== モデルの概要 ==
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*[[比較優位]]
*[[国際貿易]]
 
==脚注==
<references />
 
== 参考文献 ==
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*[http://ideas.repec.org/p/nbr/nberwo/7411.html The Heckscher-Ohlin Model Between 1400 and 2000] NBERによる生産要素価格、財価格、要素賦存量の分析。19世紀の貿易パターンと経済はHOモデルによってうまくモデル化できることを示した。
*[http://openlib.org/home/ila/TEACHING/IE_IIFT/tut_hecksher_ohlin.pdf HOモデル]
 
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[[Category:経済学]]