「ショッカーライダー」の版間の差分

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91話から94話より加筆。
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=== テレビシリーズ ===
第91話 - 第94話に登場(2号以降は第93話より)。初登場時は「にせ仮面ライダー」と表記されていた。
* スーツアクター - [[大杉雄太郎]]<ref name="C大全">{{Harvnb|キャラクター大全1号・2号編|2014|pp=122-123}}</ref>、[[中屋敷哲也]]<ref name = "怪人列伝160">{{Harvnb|怪人列伝|2011|pp=160-162|loc=「ショッカーライダー(1号-6号)」}}</ref><ref name="C大全" />、[[河原崎洋夫]]<ref name = "怪人列伝160" /><ref name="C大全" />
 
[[ゲルショッカー]]が仮面ライダーの設計図をもとに作り上げた[[本郷猛|仮面ライダー新1号]]と同型の改造人間で、No. 1 - No. 6{{refnest|group="注"|第93話では「No.◯」と名乗っているが、第94話のオープニングクレジットでは「◯号」と表記している。書籍によっては、「ショッカーライダー1号 - 6号」と記載している{{Sfn|超全集|1992|p=74}}{{Sfn|宇宙船SPECIAL|1998|p=61}}<ref name="画報">{{SfnHarvnb|画報|2001|p=51}}</ref><ref name = "大研究248">{{Harvnb|大研究|2007|p=248|loc=「94 にせライダーの非道ぶりを描くNGネタとは?」}}</ref><ref name = "怪人列伝160">{{Harvnb|怪人列伝|2011|p=160}}< /ref><ref name = "超辞典398">{{Harvnb|超辞典|2011|p=398}}</ref>。}}の全6体が存在する。本物とは異なり手袋とブーツは黄色。また、マフラーの色も全員異なり、眼の周囲が黒く縁取られている。本郷と同じ声を出すことも可能。
 
本物の仮面ライダーと同じ身体能力を有するうえ、指先から弾丸を発射したり、つま先に隠し短剣を仕込むなど、怪人としての特殊武器も備えている{{Sfn|OFM 特2|2005|p=31}}。それぞれ独自の特殊能力も有しているという設定だが、劇中では使われなかった。それらは、後年の漫画『仮面ライダーSPIRITS』やゲーム『[[スーパー特撮大戦2001]]』『[[スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望]]』で再現されている。
 
ゲルショッカーの活動を妨害するアンチショッカー同盟を壊滅させることと、彼等が手に入れた首領の正体が記録されたコンピューターテープを強奪することが使命である。No.1とNo.2が活動した後、第93話で全員姿を現す。第94話で、首領がいるとされる筑波山へやってきた新1号・新2号を6人全員で待ち伏せしたが、新1号・新2号の新技「ライダー車輪」を受け、互いに空中で激突して全滅してしまうする
 
改造人間としての基本性能は同等でも、自己の強さに慢心せず常に鍛錬を重ねてきた本物の仮面ライダーとは、技の精度で差が開いていた{{Sfn|カード図鑑|1997|p=142|loc=仮面ライダーカードNo.425「なぜライダーは強い!」}}。また、6人のショッカーライダーはお互いを信じていないため、新1号と新2号のように力を合わせることができない{{Sfn|カード図鑑|1997|p=142|loc=仮面ライダーカードNo.426「ふたりのライダーの弱点」}}。そのため、人数の優位も活かせずに敗れたのである。
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; ショッカーライダーNo. 1(1号)
: 声 - [[池水通洋]]
: マフラーの色は黄。ムカデタイガーと相打ちになって生死不明になっていた新1号に成りすまし、アンチショッカー同盟からテープを奪おうとした。怪人ハエトリバチと共闘し、一度は新1号を破ることに成功。口から火炎を吐くことができる(劇中未使用)。第92話では新1号のライダーキックと同等のライダーキック披露されている。
: 仮面ライダー新1号が[[ゲルショッカー#ムカデタイガー|ムカデタイガー]]と相打ちになって生死不明になった際に招聘され、[[ゲルショッカー#ハエトリバチ|ハエトリバチ]]との性能テストを経て実践に投入される。新1号に成りすまして少年仮面ライダー隊本部に現れ、滝和也に同行してアンチショッカー同盟からテープを受け取り破壊しようとする。生きていた新1号にテープを奪い返されるが、ハエトリバチと共闘し、一度は新1号を破ることに成功する。その後テープを破壊しようとするが、[[ゲルショッカー#エイドクガー|エイドクガー]]から命令変更を伝えられ、滝和也と立花藤兵衛に自身が本物であると信じこませるためエイドクガーと戦う芝居をする。しかし、エイドクガーが持ち帰ったテープは偽物であったため、アンチショッカー同盟へ入り込んでコンピューターを破壊するが、南米から本物のテープを持って来た一文字隼人に正体を見破られる。一文字が変身した仮面ライダー新2号と戦い、ともに崖下へ落ちて爆破する。その後、No.2からNo.6とともに新1号・新2号と戦う。
:
; ショッカーライダーNo. 2(2号)
: 声 - [[市川治]]
: マフラーの色は白。エイドクガーと共に少年仮面ライダー隊本部へ潜入し、駆け付けた本郷を撃退して少年仮面ライダー隊のスタッフを拉致した。本編ではライダーニーブロックも使いこなしている。体から毒煙を放つことが可能(劇中未使用)。
: エイドクガーと共に少年仮面ライダー隊本部へ潜入し、駆け付けた本郷を撃退して少年仮面ライダー隊のスタッフを拉致する。その後、No.1とNo.3からNo.6とともに新1号・新2号と戦う。
; ショッカーライダーNo. 3(3号)
: マフラーの色は緑。ショッカーライダーの1体。爆雷を内蔵している(劇中未使用)。
; ショッカーライダーNo. 4(4号)
: 声 - [[倉口佳三]](ノンクレジット)<ref name="C大全" />
: マフラーの色は青。ショッカーライダーの1体。地割れを起こすことができる(劇中未使用)。
; ショッカーライダーNo. 5(5号)
: 声 - 倉口佳三(ノンクレジット)<ref name="画報" /><ref name = "怪人列伝160" />
: マフラーの色は紫。ショッカーライダーの1体。放電攻撃を行える(劇中未使用)。
; ショッカーライダーNo. 6(6号)
: 声 - [[富士乃幸夫]](ノンクレジット)<ref name="C大全" />、[[辻村真人]](ノンクレジット)<ref name="画報" /><ref name = "怪人列伝160" />
: 声 - [[富士乃幸夫]]
: マフラーの色は桃。ショッカーライダーの1体。溶解液を噴射する(劇中未使用)。
:
==== ショッカーサイクロン ====
にせサイクロン<ref name = "大研究248" /><ref name = "怪人列伝160" />(にせ新サイクロン号{{Sfn|超辞典|2011|p<ref name=570}}{{Sfn|キャラクター"C大全1号・2号編|2014|p=122}}" />)とも呼ばれるショッカーライダー専用マシンで、仮面ライダーが乗る[[サイクロン号|新サイクロン号]]とほぼ同じ外観・性能を持つ(相違点はフロントカウルと車体後部の側面に入っている黄色のライン)。劇中ではNo. 1のみが使い、第92話では新1号の新サイクロンと激しいバイクチェイスを展開した。また、第93話でも使っているが、新2号とのバイクチェイスの末に破壊されている。
 
もともとショッカー科学陣が改造した仮面ライダーの同型をゲルショッカーが投入するのは当然としても、緑川博士がつくった<ref group="注">仮面ライダーカードの原文ママ。劇中での新サイクロン号は、立花藤兵衛らの開発という設定で第68話から登場した。</ref>サイクロン号の性能までコピーされたことは仮面ライダーにとって悩みの種であり、さらなる高性能マシンの研究を要求されることになったという{{Sfn|カード図鑑|1997|p=158|loc=仮面ライダーカードNo.491「ライダーのなやみ」}}。