「山本常朝」の版間の差分

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この間、私生活面では20歳年長の甥・山本常治に厳しい訓育を受けたが、権之丞が、若殿[[鍋島綱茂|綱茂]]の歌の相手もすることが光茂の不興をかい、しばらくお役御免となった。失意のこの頃、佐賀郡松瀬の華蔵庵において湛然和尚に仏道を学び、21歳のときに[[仏法]]の<ruby><rb>血脈</rb><rp>(</rp><rt>けちみゃく</rt><rp>)</rp></ruby>(師から弟子に[[法灯]]が受けつがれること)と<ruby><rb>下炬念誦</rb><rp>(</rp><rt>あこねんじゅ</rt><rp>)</rp></ruby>(生前葬儀の式、旭山常朝の[[法号]]を受けた)を申し請けている。
 
 
[[File:「葉隠」発祥の地.jpg|thumb|「葉隠」発祥の地(佐賀市金立町)]]
『葉隠』で[[慈悲]]心を非常に重んじている素地はこのとき涵養されたといえよう。さらにこの前後、[[神道|神]]・[[儒学|儒]]・[[仏道|仏]]の学をきわめ藩随一の学者といわれながら下田(現在の佐賀県大和町)松梅村に閑居する[[石田一鼎]]を度々訪れて薫陶を受けた。このことも後の『葉隠』の内容に大きな影響を与えている。