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'''ω星団'''(おめがせいだん、'''[[ニュージェネラルカタログ|NGC]] 5139'''、'''[[カルドウェル天体|Caldwell]] 80''')は、[[ケンタウルス座]]にある大型の[[球状星団]]である。肉眼で見ることができる数少ない球状星団のうちでも最大級のものとされている。
 
ω星団は地球から17,000[[光年]]の距離にある。 1000万個もの恒星の集団で、中心の星は互いに0.1光年ほどしか離れていない超高密度の球状星団であると考えられている。また、他の球状星団とは違って、星生成が行われている。 それには、小型銀河が[[銀河系]]により吸収され、その中心部が銀河の周りを回り始めたためだという説がある。
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[[1677年]]、[[南大西洋]]の[[セント・ヘレナ島]]で望遠鏡を使った観測で[[エドモンド・ハレー]]によって再発見され、「恒星ではない天体」として記録された。ハレーは、後の1715年に[[フィロソフィカル・トランザクションズ]]の中で、「明るい点または斑点 ("luminous spots or patches")」の一つとして紹介し、「馬の背の星雲」と名付けている<ref name="OMeara2013"/>。
 
 
メシエカタログ製作者の[[シャルル・メシエ]]の観測地[[パリ]]では&omega;星団は地平線上に昇らないため、明るい星団でありながら[[メシエ天体]]としてリストアップされていない。
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{{gallery
|width=160
|ファイル:VST image of the giant globular star cluster Omega Centauri.jpg|[[パラナル天文台#VLT 掃天望遠鏡 (VST) |VLT掃天望遠鏡]]<small>([[:en:VLT Survey Telescope|英語版]])</small>が撮影した[[&omega;星団]]
}}
 
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}}</ref>
</references>
 
{{Commons category|NGC 5139|&omega;星団}}
 
{{カルドウェル天体}}