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アマ (植物)2015年11月11日 (水) 08:42‎ より転載、記事分割。
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'''亜麻仁油'''(アマニ油、[[:en:linseed oil|linseed oil]] / [[:en:flaxseed oil|flaxseed oil]])は、成熟した亜麻の[[種子]]から得られる、黄色っぽい[[乾性油]]([[空気]]に触れると固まる[[油]])。食用のほか、[[油絵具]]の[[媒剤|バインダー]]や木製品の仕上げなどに用いられる。
#REDIRECT [[アマ (植物)#アマニ油]]
 
亜麻の種子を圧搾、又はこれをつぶして[[溶媒]]で[[抽出]]することで得られる。代表的な[[ω-3脂肪酸]]である[[α-リノレン酸]]をはじめとする[[不飽和脂肪酸]]に富み、栄養[[サプリメント]]としても販売されている。
 
沸騰させた亜麻仁油は油絵具のバインダーや、「オイルフィニッシュ[[ワニス]]」として木製品や皮革の仕上げに使われる。加熱することで亜麻仁油は簡単に[[重合]]・[[酸化]]するようになる。
 
最近では、[[揮発性有機化合物|VOC]]を放出しない溶剤として[[シックハウス]]症候群対策の塗料に使われている。
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<!-- == フラックスシード・パウダー ==
日本は厚生労働省の[[シアン]]含有量の規制値、1ppm(ppmは百万分の1)以下と定められているので、これを避ける為、日本では亜麻仁油(アマニ油)が多く製造、販売されている。
また、亜麻の種やパウダーも販売されているが、シアンの規制値をクリアする為に、熱処理されているので、亜麻が本来持っている多くの栄養素は殆ど失ってしまっている。 また、亜麻の種をそのまま食べても亜麻の栄養素は体内に吸収されずに、排出されるだけである。
これは、種の外皮が消化を妨げる自然のシステムなので、種を発芽させて栄養素を増やし、パウダーにしたものが室温での長期保管も可能になった。
(昨年、カナダの会社が、特殊技術により栄養素を残したまま日本の規制値以下にする事に成功している)。
亜麻は繊維質を多く含んでいるので、パウダーを食べた方が好ましい。 -->
 
また、亜麻の種は[[水]]かその他の水分と[[乳化]]し、[[卵]]の代用品として使用出来る。水分3に対し、亜麻の種は1ほどの割合で。主に[[焼き菓子]]などの[[菓子]]作りに向いている。亜麻の持つ[[食物繊維]]も十分に取れ、さらに栄養素も高まる。[[栄養学]]的には 100 gの亜麻の種には 450 kcalの[[熱量]]があり、[[脂肪]] 41 g、[[食物繊維]] 28 g、[[タンパク質]] 20 gを含む。
 
{{デフォルトソート:あまにゆ}}
[[Category:亜麻]]