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: 「船籍港」は人間の本籍に相当する。日本の船は船舶法によって船籍港を定めて管轄の運輸局に[[トン数]]を申請し、船尾に船籍港を表示しなければならない。
; 便宜置籍船
: 船舶に課される[[税金]]は、[[リベリア]](港名 : [[モンロビア]])、[[パナマ]](港名 : [[パナマ市|パナマ]])、[[キプロス]](港名 : [[リマール]](レメソス))が低率であり、これらの国では(実態は)外国の船の登録を誘致している(登録後はこれらの国にとっては名目上は自国の船になる)。このような船を「[[便宜置籍船]]」と呼ぶ。便宜置籍国には安全な航海のために規制を行う十分な法律が存在しないために、便宜置籍船は一般に乗組員の質が劣り事故の発生率も高いため、国際的な問題となっている。
; カボタージュ
: また、日本を始めとする国々では、国内港間の輸送を行う船は自国籍の船でなければならないとする「[[カボタージュ]]」と呼ばれる規制によって、便宜置籍船を含む外国籍船が排除されている。