「セゾン美術館」の版間の差分

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各展覧会の[[ポスター]]、展覧会カタログ、チラシ、チケット等のデザインについても力を入れており、当初は[[田中一光]]、のちには[[松永真]]を採用して、他の美術館に先駆けてトータルなイメージ作りを行った点にも大きな特徴がある。
 
百貨店の宣伝的機能をはるかに超え、利益を度外視したいわゆる「[[企業メセナ|メセナ]]」活動と解して然るべき展開を示した<ref group="注">堤清二の意向を強く反映しているといわれる。</ref>。しかし[[バブル崩壊]]後の経済状況から百貨店の事業整理が始まり、92年には[[西友]]の管轄となり<ref>『セゾンの挫折と再生 Series SAISON 2』P221。</ref>、同年、西武百貨店会長に就任し改革を断行した[[和田繁明]]の決断によって<ref group="注">翌年社長に就任。</ref><ref>『セゾン文化は何を夢みた』P192。</ref>、99年閉館となる。跡地は北欧の家具・雑貨を扱うショップ「[[イルムス]]」を経て[[無印良品]]へと変遷している。
 
西武美術館・セゾン美術館で開催された展覧会を通じてセゾングループが収集した美術作品は、軽井沢の[[セゾン現代美術館]]に収蔵・展示されている。1999年から数年間、セゾン美術館の学芸員が東京の青山に[[セゾンアートプログラム]]という企画団体を組んで展覧会の企画運営などを行った。