「カトリシズム」の版間の差分

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カトリシズムを代表する言葉に「教会外に救い無し」という命題がある。これは、カトリック以外のキリスト教徒および異教徒には救いがないというのではなく、
* 人間の魂は全てイエス・キリストからの恩恵を受けており、本性上キリスト教的な存在である従って全人類は『可能的』にキリスト教徒である。
* 従って、無知によって教会に所属していなくても、良心の声に忠実に生きる人は知らずして神に従い、またイエス・キリストの恩恵を受けることになる(含蓄的な恩恵 {{lang-la-short|fides implicita}})。従って、カトリック以外の教派あるいは異教徒にも『含蓄的』な信仰を抱き「見えざる教会」の一員になり得る場合がありうることを示している。<ref>デンツィンガー…資料集のNo._3352番は今は不従順に見えても、キリストによって獲得された民は、すなわち最終的に救われた全人類は、前々からキリストの権能を認めていたと証しする。キリストの流された贖いの御血は全人類全世界に対する、適用されるものだからである!!受け戻され得るこの世に対して!!--ルカ11:50!!受け戻し得る「世の基が置かれた」「世の初めから」(口語訳)「世の創より」(改訳文語訳)アベルの時代、…ギリシャ語:「種を下に投げる」</ref>
* 含蓄的な信仰を抱いた人はイエス・キリストの啓示真理に接することによって、その信仰は『顕現的』なものとなって、目の前に存在する唯一の教会の一員となる。