「熊本弁」の版間の差分

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* 「'''〜がえ・〜げ'''」(=〜んち・〜の家) … 「こっが、あた'''がえ'''な?」(=ここがあなたの家ですか?)。また、自分の家のことを「俺んち」などと言わずに「我が家・オッがえ」と言う人も多い。
* 「'''〜がつ・〜と'''」(=〜のもの) … 「こら、あたん'''がつ'''な?・あたん'''と'''な?」(=これはあなたのものですか?)。「そら、オッ'''がつ'''たい・オレん'''と'''たい」(=それはオレのだよ)。名詞の後について所有代名詞化する。
* 「'''げな'''」(=だそうだ)…古語である伝達の助動詞「げな」が、熊本県北部(及び福岡県南部)では現在でも使われている。「明日ん練習休みげな。」(明日の練習は休みだそうだ。)
* 「'''〜(し)ぎゃ・(し)が'''」(=(し)に) … 「〜さんは、車の修理ばし'''ぎゃ'''行っとらすばい。」(=〜さんは、車の修理をしに行っているよ。)
* 「'''〜(し)よる'''」(=〜(し)ている) … 動詞の後に付き、進行形を示す。「まだ食べ'''よっ'''('''よる''')とたい」(=まだ食べている最中だよ)。この尊敬語が「〜(し)よらす」。進行形をあらわすものとしては、標準語の「〜(し)ている」に相当する「〜(し)とる」もある。これは現在進行中の状態の他に完了した状態も表すが(例:茶碗が割れとる)、「〜(し)よる」には完了の意味はない。