「知ってるつもり?!」の版間の差分

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== 番組の歴史 ==
番組開始前、司会の[[関口宏]]が高橋進(当時プロデューサー、後に[[讀賣テレビ放送]]専務)らとともに、「先人たちの生き方の中にわれわれ現代人が生きるヒントを得られるような番組はできないものか」と企画。数月に及ぶ準備期間を経て、日曜午後9時枠での1時間番組という条件で編成に持ち込み、番組開始が決定された。放送第1回目で取り上げた人物は[[平賀源内]]だった。
 
この番組は『[[クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!]]』に続く「日本テレビクイズプロジェクト」第2弾の番組と位置付けられており、1991年ごろまでは[[クイズ番組]]的な要素も含んでいた。しかし、そのクイズは2択(3択の場合もあり)が主であり非常に簡素なもので番組のメイン要素ではなく、正答者に対しても賞品や賞金などは出なかった。これはプロデューサーが、地味な伝記番組では企画が通らないだろうと、クイズ番組と偽って企画書を出したためである。
 
当初の視聴率は1桁台で、[[萩原敏雄]](当時の日本テレビ編成部長、後に同局社長)は、「日曜の[[ゴールデンタイム]]でこんな地味な番組が視聴率を取れるわけがない、と思った」と述べている<ref>【TVレシピ】日テレ系「知ってるつもり?!」12年半のエピソード - [[産経新聞]] 2002年1月13日</ref>。しかし、その後はじわじわと数字を上げていき、放送1周年を迎える頃には20%を突破した。そして、日本テレビが10年連続年間視聴率四冠王を獲得する「黄金の[[1990年代|90年代]]」を代表する番組へと成長していった。最高視聴率は、1993年10月10日放送分の「[[ジョン・F・ケネディ]]伝説」(2時間スペシャル)で26.1%([[ビデオリサーチ]]調べ、関東地区)。
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その後は、徐々に視聴率が低下。21世紀に入ってからは12%前後の視聴率となり、関口の意向もあって2002年3月をもって12年半の歴史に幕を下ろした。最終回(90分スペシャル)では、世界の思想・良心に影響を与える[[釈迦]]、[[イエス・キリスト]]の2[[聖人]]を2週にわたって取り上げた。
 
番組開始から1998年ごろまでは、日本テレビスタジオ(主に[[ドラマ]]収録を行う[[生田スタジオ]])での公開収録の形式だった。しかし、水野真紀が3代目アシスタントになった1999年ごろからはスタジオ収録が減り、ロケーション場所での収録(観非公開)が多くなっていった。
 
[[伝記]]VTRも、初期には死への過程までが再現で生々しく紹介されていた。