「フォントワークス」の版間の差分

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特記事項 = 2008年7月に社名を「株式会社フォントワークスジャパン」から「フォントワークス株式会社」へ変更。|
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'''フォントワークス'''株式会社は、業界で初めて和文Type1フォントパッケージをリリースした[[フォント]]製作会社。[[1993年]]創業。本社は[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]]上川端町。代表取締役は松雪文一。
 
かつては「フォントワークス'''ジャパン'''」という社名であったが、これは同社の創立母体に海外の企業が関わっていたことが由来とされる。その後、2008年7月に現在の社名へと改められている。
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また、自社ブランドフォントの多くに[[芸術家]]の名が使われていることも特徴である。
 
[[2013年]][[6月11日]]、[[ソフトバンクテクノロジー]]が松雪文一社長らから発行株式のうち88%を取得し子会社化すると発表した。取得額は17億7100万円。<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/11/news128.html ソフトバンク・テクノロジー、フォントワークスを子会社化] ITmedia、2013年6月11日。</ref>
 
 
==LETS==
フォントワークスは[[OCFフォント|OCF]]、CID、[[OpenType]]といった各形式のフォントを販売しているが、売り切り制ではなく年間契約方式の「LETS」というサービスを提供している。これは、年会費を払っていれば、[[オペレーティングシステム|OS]]の違いを気にすることなく、さまざまな書体を使うことができるという包括的なサポートプログラムで、2005年から[[イワタ]]も参加している。また、2009年2月より[[タイプバンク]]も「タイプバンクLETSLETS(2010年4月にモリサワの全株式を取得し、完全子会社になった為、現在は「TypeBank PASSPORT」に変更)」の名称で、さらに[[2010年]]には[[白舟書体]]も「白舟LETS」の名称でそれぞれ参加している。
 
この年間契約方式のライセンスプログラムはフォントメーカー他社にも影響を与えており、[[モリサワ]]が同様の仕組みである「MORISAWA PASSPORT」(モリサワ・パスポート)を開始しているほか、ダイナコムウェア、リョービイマジクス、視覚デザイン研究所などが同様のライセンスプログラムを開始している。