「新 必殺からくり人」の版間の差分
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| 脚本 = [[早坂暁]]<br />[[野上龍雄]]<br />[[安倍徹郎]]
| プロデューサー = [[山内久司]](朝日放送)<br />仲川利久(朝日放送)<br />櫻井洋三([[松竹]])
| 出演者 = [[近藤正臣
| ナレーター =
| 音声 =
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{{ドラマ}}
『'''新 必殺からくり人'''』(しん ひっさつからくりにん)は
[[必殺シリーズ]]の第11作目、[[必殺からくり人]]シリーズの第3作目である。
== 概要 ==
「[[東海道五十三次 (浮世絵)|東海道五十三次]]」をモチーフに、殺しの依頼があぶり出しで浮世絵に表れる
シリーズ第8作目
「必殺シリーズ」では数少ない、からくり人グループのメンバー全員が殺し技をもつ作品である。
なお
== あらすじ ==
天保太夫こと、泣き節お艶一座は
広重は以前、お艶たちの裏稼業の現場を目撃しており、自分が「東海道五十三次」を描き上げる道中で見てきた、各地の非道な悪人たちを仕置して欲しいと依頼する。広重の真意を計りかねながらも
== 登場人物 ==
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: 演 - [[山田五十鈴]]
: 旅芸人「天保太夫一座」の座長で、[[三味線]]の[[新内節]]を演目とする他、他の芸人の伴奏役も務めている。
: 頭が切れ、殺しも冷静沈着に遂行
: 安藤広重からの依頼を
; 小駒
: 演 - [[ジュディ・オング]]
: お艶の義理の娘。第1話のお艶の台詞によれば、17歳である。
: 小駒太夫
; 噺し家塩八
: 演 - 3代目[[古今亭志ん朝]]
: 一座の[[落語家]]。一座の中で一番明るく、よく
: 第7話で
: 本来は[[旗本]]の生まれであったが、このことはお艶しか知らなかった
; ブラ平
: 演 - [[芦屋雁之助]]
: 天保太夫一座の副座長
▲; 蘭兵衛《[[高野長英]]》
: 演 - [[近藤正臣]]
: 第1話で[[江戸幕府|幕府]]に追われ([[蛮社の獄]])、天保太夫一座に逃げ込んで来た男。
: 当初は一座の人間にも正体を隠していたが、第2話で、お艶に見破られる。
: 実在の人物が殺し屋となる設定は必殺シリーズ 初の試み
: お艶に渡された仕込杖を得物として使い続けたことから
: 最終回で再び幕府に追われ、ブラ平に顔を焼かせて、人相を変え、一座と別れる
=== その他 ===
; [[歌川広重|安藤広重]]
: 演 - [[緒形拳]]
: [[浮世絵]]『[[東海道五十三次 (浮世絵)|東海道五十三次]]』の作者。オープニング ナレーションも広重のモノローグとして作られている<ref>ナレーションの内容は
: 旅先で見かけた悪人や、悪事にまつわる
: 第1話で偶然、お艶たちの仕置を目撃し、
: 最終回
=== ゲスト ===
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:* 三田屋清造 - 大塚国夫
:* 藤川儀兵ヱ - [[近藤宏]]
:* 同心
:* 備前屋 - [[牧冬吉]]
:* 甲州屋 - 松田明
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:* 鳴海の重蔵 - [[山本麟一]]
:* お葉 - [[横山リエ]]
:* 多七 - [[佐野守]]<ref>佐野は[[佐野周二]]の次男で、[[関口宏]]の弟。次作『[[江戸プロフェッショナル・必殺商売人|商売人]]』第20話に
:* 半次 - [[田渕岩夫]]
:
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:* 運慶 - [[梅津栄]]
:
;
:* 佐市 - [[山田吾一]]
:* 千代 - [[服部妙子]]
:* 久我 - 北上弥太朗
:* 斎藤嘉兵ヱ - [[外山高士]]
:* 目明し 安次 - [[西田良]]
== 殺し技 ==
; 泣き節お艶
: 三味線の撥で、
; 蘭兵衛
: お艶から手渡された細身の仕込杖で、悪人を斬る、急所を刺す。
; ブラ平
: 口に含んだ油を、手に持った蝋燭の火めがけて吹きつけ、相手を炎に巻き込
; 噺し家塩八
: 巧みな話術で相手に[[催眠術]]をかけ(その際、顔が徐々に消えていき、口だけが残る)、屋根に昇らせてから転落死させる
; 小駒
: 回転する独楽を相手の額に飛ばし、その鉄芯で脳髄を貫通させる
== スタッフ ==
* 脚本 - [[早坂暁]](オープニング ナレーションも担当)、[[野上龍雄]]、[[安倍徹郎]]、村尾昭、保利吉紀、[[中村勝行]]
* 音楽 - 平尾昌晃
* 監督 - [[工藤栄一]]、[[蔵原惟繕]]、[[南野梅雄]]、[[松野宏軌]]、[[森崎東]]
▲* プロデューサー - [[山内久司]]、仲川利久(朝日放送)・櫻井洋三(松竹)
* 制作協力 - 京都映画撮影所(現・松竹撮影所)
* 制作 - 朝日放送、松竹
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|第6話||style="text-align:right"|12月23日||東海道五十三次殺し旅 [[日坂宿|日坂]]||村尾昭||rowspan="3"|南野梅雄
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|第7話||style="text-align:right"|12月30日||東海道五十三次殺し旅 [[新居宿|荒井]]<ref>塩八が銃撃され、死亡。</ref>||安倍徹郎
|-
|第8話||style="text-align:right"|1978年{{0}}1月{{0}}6日||東海道五十三次殺し旅 [[藤川宿|藤川]]||保利吉紀
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|第12話||style="text-align:right"|2月{{0}}3日||東海道五十三次殺し旅 [[大津宿|大津]]||保利吉紀||南野梅雄
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|}
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|放送局=[[テレビ朝日]]系
|放送枠=金曜22時台(当時は[[ABCテレビ|朝日放送]]の制作枠)
|番組名=新 必殺からくり人<br />(1977
|前番組=[[新・必殺仕置人]]<br />(1977
|次番組=[[江戸プロフェッショナル・必殺商売人]]<br />(1978
}}
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