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'''三川 基好'''(みかわ きよし、[[1950年]][[8月13日]] - [[2007年]][[10月9日]])は、日本の英語学者、翻訳家。日本言語学会、早稲田大学英文学会、早稲田大学英語学会、[[日本推理作家協会]]各会員。
 
[[東京都]]出身。後年、[[岩手県]][[盛岡市]]在住。[[早稲田大学]]文学部英文学科卒、早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。
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[[就実女子大学]]文学部講師、早稲田大学文学部助教授を経て、教授。専攻は英語史・辞書史。
 
中学・高校の同級生の[[田口俊樹]]の紹介で翻訳家に。英米文学やミステリー小説の翻訳を数多く手がけた。[[ジム・トンプスン (小説家)|ジム・トンプスン]]作品の翻訳でしられ、また、ワセダミステリクラブ会長(顧問)もつとめた。
 
2007年10月9日、[[食道癌]]のため死去<ref>[http://www.47news.jp/CN/200710/CN2007101101000460.html 三川基好氏死去 早稲田大教授] 47news 2007年10月11日</ref>。57歳没。
 
== 翻訳 ==
*ハリーの探偵日記 アラン・ペドラザス 早川書房 1997 (ハヤカワ・ミステリ) 1997年)
*誰の罪でもなく(私立探偵ジョー・シックススミス) [[レジナルド・ヒル]] 早川書房 1997 (ハヤカワ・ミステリ. 私立探偵ジョー・シックススミス)1997年)
*手負いの森 G(G.M.フォード 早川書房 1997 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 1997年)
*脅える暗殺者 ジョー・ゴアズ 扶桑社 1997 (扶桑社ミステリー) 1997年)
*誰もがそれを狙ってる マイクル・ストーン 早川書房 1998 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 1998年)
*ポーをめぐる殺人 ウィリアム・ヒョーツバーグ 扶桑社 1998 (扶桑社ミステリー) 1998年)
*スヌーピーはふつうの犬じゃない [[チャールズ・M・シュルツ]] 集英社 1998年)
*チャーリー・ブラウン : たんなるマヌケじゃない : チャーリー・ブラウン大百科 チャールズ・M・シュルツ 集英社 1999年)
*輝ける日々へ テレンス・ファハティ 早川書房 1999 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 1999年)
*バレンタインデーよ、バブーちゃん! チャールズ・M・シュルツ 集英社 1999年)
*辞書の世界史 ジョナサン・グリーン 朝日新聞社 1999年)
*名もなき墓標 [[ジョン・ダニング]] 早川書房 1999 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 1999年)
*逃げるが勝ち フィリップ・リード 早川書房 1999 (ハヤカワ・ミステリ) 1999年)
*残酷な夜 ジム・トンプスン 扶桑社 2000(2000年 のち扶桑社ミステリー)
*ジンジャー・ノースの影 ジョン・ダニング 早川書房 2000 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2000年)
*ポップ1280 ジム・トンプスン 扶桑社 2000(2000年 のち扶桑社ミステリー)
*ウェットワーク フィリップ・ナットマン 文文庫 2000 (文春文庫)年)
*ハドリアヌスの長城 ロバート・ドレイパー 文文庫 2000 (文春文庫)年)
*スヌーピーの50年 : 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』 チャールズ・M・シュルツ 朝日新聞社 2001(2001年 のち朝日文庫)
*深夜特別放送 上下 ジョン・ダニング 早川書房 2001 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2001年)
*頭蓋骨のマントラ 上下 エリオット・パティスン 早川書房 2001 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2001年)
*アフター・ダーク ジム・トンプスン 扶桑社 2001年)
*中世の家族 : パストン家書簡で読む乱世イギリスの暮らし フランシス・ギース、ジョゼフ・ギース 朝日新聞社 2001(のち、2001年 『中世ヨーロッパの家族』と改題して講談社学術文庫)
*ウォールストリート投資銀行残酷日記 : サルになれなかった僕たち ジョン・ロルフ、ピーター・トゥルーブ 主婦の友社 2001年)
*夜明けの挽歌 レナード・チャン アーティストハウス 2002年)
*シルクロードの鬼神 上下 エリオット・パティスン 早川書房 2002 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2002年)
*死ぬほどいい女 ジム・トンプスン 扶桑社 2002年)
*悦楽者たちの館 ジョン・ウォーレン 扶桑社 2003 (扶桑社ミステリー) 2003年)
*アンダーキル レナード・チャン アーティストハウス(Book plus) 2003 (Book plus)年)
*深夜のベルボーイ ジム・トンプスン 扶桑社 2003年)
*黒衣のダリア [[マックス・アラン・コリンズ]] 文文庫 2003 (文春文庫)年)
*ペイパーバック・ライター ウィリアム・ロード アーティストハウスパブリシャーズ 2003年)
*憤怒 G(G.M.フォード 新潮文庫 2003 (新潮文庫)年)
*取るに足りない殺人 ジム・トンプスン 扶桑社 2003年)
*[[ゼロ時間へ]] [[アガサ・クリスティー]] 早川書房 2004 (ハヤカワ文庫. クリスティー文庫 ; 82)2004年)
*黒い河 G(G.M.フォード 新潮文庫 2004 (新潮文庫)年)
*霊峰の血 上下 エリオット・パティスン 早川書房 2004 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2004年)
*スヌーピーが先生!英語で話そう。 チャールズ・M・シュルツ(コミック)、ジェームス・M・バーダマン、三川基好編著 朝日新聞社 2004年)
*英語の冒険 メルヴィン・ブラッグ アーティストハウスパブリッシャーズ 2004(2004年 のち講談社学術文庫)
*死体が語る真実 : 9・11からバラバラ殺人まで衝撃の現場報告 エミリー・クレイグ 文文庫 2005 (文春文庫)年)
*9.11生死を分けた102分 : 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言 ジム・ドワイヤー、ケヴィン・フリン 文藝春秋 2005年)
*おれの中の殺し屋 ジム・トンプスン 扶桑社 2005 (扶桑社ミステリー) 2005年)
*カジノを罠にかけろ ジェイムズ・スウェイン 文文庫 2005 (文春文庫)年)
*白骨 G(G.M.フォード 新潮文庫 2005 (新潮文庫)年)
*ファニーマネー ジェイムズ・スウェイン 文文庫 2006 (文春文庫)年)
*ダーティ・サリー マイケル・サイモン 文文庫 2006 (文春文庫)年)
*ピンクパンサー マックス・アラン・コリンズ 文文庫 2006 (文春文庫)年)
*失われた男 ジム・トンプスン 扶桑社 2006 (扶桑社ミステリー) 2006年)
*コーデックス レヴ・グロスマン ソニー・マガジンズ 2006年)
*狂犬は眠らない ジェイムズ・グレイディ 早川書房 2007 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 2007年)
*キラー・イン・ザ・レイン(チャンドラー短篇全集1) [[レイモンド・チャンドラー]] [[小鷹信光]]他共通訳 早川書房 2007 (ハヤカワ・ミステリ文庫. チャンドラー短篇全集 ; 1)2007年)
*サルになれなかった僕たち ジョン・ロルフ、ピーター・トゥルーブ 主婦の友社 2007年)
*トライ・ザ・ガール(チャンドラー短篇全集2) レイモンド・チャンドラー 木村二郎他共訳 早川書房 2007 (ハヤカワ・ミステリ文庫. チャンドラー短篇全集 ; 2)2007年)
*荒涼の町 ジム・トンプスン 扶桑社 2007 (扶桑社ミステリー) 2007年)
*毒魔 G(G.M.フォード 新潮文庫 2007 (新潮文庫)年)
*曲芸師のハンドブック クレイグ・クレヴェンジャー ヴィレッジブックス 2008年)
*この世界、そして花火 ジム・トンプスン 扶桑社 2009 (扶桑社ミステリー ; 1172)2009年)
 
== 脚注 ==
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