「推力偏向」の版間の差分

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: [[ソビエト連邦|ソ連]]の[[A・S・ヤコヴレフ記念試作設計局|ヤコヴレフ設計局]]で開発されたVTOL[[艦載機|艦載]][[攻撃機]]。ハリアーとは異なり主エンジンの他にリフトエンジン2基を備えており、垂直離着陸時には前部荷重をリフトエンジンが、後部荷重を推力偏向した主エンジンが支える。
; [[Yak-141 (航空機)|Yak-141]]
: ソ連(開発中に崩壊し[[ロシア連邦]]となった)のヤコブレフ設計局で開発されていたVTOL艦載戦闘機。Yak-38の後継として開発され、世界初の超音速VTOL機となる予定であったが、試作機の事故やソ連崩壊による財政難などの理由により開発は中止された。その後Yak-141の推力偏向ダクトの技術はアメリカに売却され、F-3535Bの開発に利用された。
; [[V-22 (航空機)|V-22]]
: [[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ベル・エアクラフト|ベル]]と[[ボーイング]]が開発し、初めて実用段階に達した[[ティルトローター]]機。主翼端に取り付けられたローターと[[ターボシャフトエンジン]]が転回して推力の方向を変える。ヘリコプター的な運用が可能な一方で高速・長距離巡航能力といった固定翼機の利点も持ち合わせている。