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[[ファイル:IBM-650-panel.jpg|right|280px|thumb|IBM 650 の前面パネル(1956年製造) 二五進法表示になっている。]]
[[ファイル:IBM-650-wiring.jpg|280px|thumb|IBM 650の前面パネルの裏側]]
[[ファイル:IBM 650 EMMA.jpg|280px|thumb|ノルウェーの最初の IBM 650 (1959)。"EMMA" と呼ばれていた。[[CPU]](右)、入出力装置(中央)、パンチカードソータ(左)。([[オスロ]]、{{仮リンク|[[ノルウェー科学技術博物館|en|Norwegian Museum of Science and Technology}}]])]]
[[ファイル:RoehreIBM 090325.jpg|thumb|upright|650で使われていたタイプの真空管回路モジュール]]
[[ファイル:BronxScienceProgrammingClassroom1960.jpg|thumb|[[:en:Bronx High School of Science|Bronx High School of Science]] での1960年の教室。IBM 650 の命令コード表が黒板の右上にある。]]
* 会計機 [[:en:IBM 407|IBM 407]]
 
[[磁気ドラムメモリ]]<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/650/650_ph09.html IBM 650 Magnetic Drum]</ref>には2000個の符号付十桁の[[ワード]]が格納できる(文字ならば、1ワードに5文字格納)。[[メモリアドレス|アドレス]]範囲は 0000 から 1999 で、[[バイト (情報)|今日の単位]]で言えば約8.5[[キロバイト|kB]]である<ref>各ワードは符号付10桁の十進数を表現できるので、2<sup>33</sup>が約85億(10桁)である。符号を考慮すると2<sup>34</sup>、すなわち約170億となる。従って IBM 650 の各ワードは少なくとも現代的な意味での34ビットの情報を格納できる。2000×34=68000ビットとなるので、8で割ると8500バイトとなり、約8.5kBという記述になった。1024単位なら 8.3KiB である。</ref>。1959年に登場した Model 4 では磁気ドラムの容量が倍増して4,000ワードとなった<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/650/650_pr4.html IBM 640 Model 4 announcement]</ref>。この装置は必要なデータが格納されている部分が回転によってヘッドのところに来るまで読み書きできないため、非常に低速だった(回転数は12,500[[Rpm (単位)|rpm]]で、最適化した平均アクセス時間は2.5ミリ秒)。このため、各[[命令 (コンピュータ)|命令]]ワード内の二つ目のアドレスは次に実行すべき命令のアドレスを格納するようになっていた。プログラムを最適化するには、前の命令の実行時間から次の命令語を置くべきドラム上の位置を計算してアドレスを求める必要があった。"table lookup" という特殊な命令が用意されている。これは磁気ドラムの1トラック(50ワードが格納されている)の先頭ワードを比較のための値とし、その後に昇順に整列したデータが並んでいるものとして、ドラムが1回転する間に比較を行い、最初に等しいかまたは大きい値が出現したときのワードのアドレスをアキュムレータにセットする。これを使うと、[[1963年]]の1000倍高速なコンピュータの約3分の1程度の速度でテーブル比較が可能である(IBM 7040 で同じことを行うと1.5ミリ秒かかり、IBM 650 で table lookup 命令で同じことをすると5[[ミリ秒]]かかる)。高水準言語を使うと、(テーブル参照に限ると)IBM 7040 の方がずっと遅くなる。
 
オプションの補助装置(IBM 653)は[[1955年]][[5月3日]]にリリースされたもので、以下の3つの機能を持っていた。
IBM 533 パンチカードリーダ/パンチ装置は、26桁の英数字を読み取ることしかできない。拡張は可能だが、最大でも50桁を超えられない。そのため1枚から最大でも10ワードまでしか読み取れない(1ワードは5文字)。
 
1960年に発表された {{仮リンク|[[IBM 7070|en|IBM 7070}}]] は「トランジスタ化した IBM 650」としてアップグレードパスを提供するよう設計されている。1959年に登場した [[IBM 1620]] は科学技術計算分野のローエンド用である。どちらも十進方式だが、命令セットの互換性はない。
 
== 命令セット ==
 
== 脚注 ==
{{Reflist脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
{{Refbegin|2}}
* {{Cite book| last = IBM | title =IBM 650 magnetic drum data-processing machine manual of operation. | url = http://www.bitsavers.org/pdf/ibm/650/22-6060-2_650_OperMan.pdf | year = 1955 | id =22-6060 |format=PDF}}
* {{Cite book| last = IBM | title = IBM Presents the 650 Magnetic Drum Data Processing Machine | url = http://archive.computerhistory.org/resources/text/IBM/IBM.650.1955.102646125.pdf | year = 1955 | id = 32-6770 |format=PDF}}
* {{Cite book| last = Andree | first = Richard V. | title = Programming the IBM 650 magnetic drum computer and data-processing machine | year = 1958}}
* {{Cite journal| first = Donald E. | last = Knuth |authorlink=ドナルド・クヌース| title = The IBM 650: An Appreciation from the Field | journal = IEEE Annals of the History of Computing | volume = 8 | issue = 1 | date = January–March 1986 | pages = 50–55 | doi = 10.1109/MAHC.1986.10010}} - [[ドナルド・クヌース]]は ''[[The Art of Computer Programming]]'' の献辞に IBM 650 を挙げている。
* [http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/650/650_intro.html IBM Archives: Workhorse of Modern Industry: The IBM 650]
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== 外部リンク ==
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