「コーンミール」の版間の差分

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[[ファイル:CornmealProducts.jpg|thumb|[[トルティーヤ]]や[[タコス]]等、コーンミールを用いた様々な製品]]
'''コーンミール'''(Corn meal)(Cornmeal)は、[[乾燥]]させた[[とうもろこしトウモロコシ]]を挽いて粉にした食品である。主食として食べられる。
==概要==
コーンミールの基準は日本では[[水分]]値15.0%以下、粗[[脂肪]]5.0%以下、粗[[タンパク]]9.5%以下、粗[[灰分]]1.5%以下、粗[[繊維]]1.5%以下の[[全粒粉]]と定められている。<ref>2015年1月14日改定 コーンドライミリングの製品基準 一般社団法人日本コーングリッツ協会</ref>
協会基準とは別に、[[コーングリッツ]]より細かく、[[コーンフラワー]]より粗いコーングリッツの[[総称]]を、コーンミールと呼ぶことがあり、一般的に日本でのコーンミールはこのことを指す。アメリカ合衆国では、粒子の細かいものはコーンフラワーとも言う<ref name="Herbst">Herbst, Sharon, ''Food Lover's Companion'', hird Edition, Pg. 165, Barrons Educational Series Inc, 2001</ref>。しかし、この言葉はイギリスでは[[コーンスターチ]]を表す。
 
協会基準とは別に、[[コーングリッツ]]より細かく、[[コーンフラワー]]より粗いコーングリッツの[[総称]]を、コーンミールと呼ぶことがあり、一般的に日本でのコーンミールはこのことを指す。[[アメリカ合衆国]]では、粒子の細かいものはコーンフラワーとも言う<ref name="Herbst">Herbst, Sharon, ''Food Lover's Companion'', hird Edition, Pg. 165, Barrons Educational Series Inc, 2001</ref>。しかし、この言葉は[[イギリス]]では[[コーンスターチ]]を表す。
アメリカ合衆国で一般的な、鉄で挽いた黄色いコーンミールは、皮や[[胚芽]]がほぼ完全に取り除かれている。冷たく乾燥が保たれた場所では、ほぼ無期限に貯蔵できる。
 
アメリカ合衆国で一般的な、鉄で挽いた黄色いコーンミール、殻[[胚芽]]ある程度残っておほぼ完全に取、独特の香りがし除かれ栄養価も高比較的傷みやすいが、蔵すたく乾燥が保たば長た場所では、ほぼ無保存限に貯蔵できる。
 
石で挽いたコーンミールには殻や胚芽がある程度残っており、独特の香りがして栄養価も高い。比較的傷みやすいが、冷蔵すれば長期保存できる。
白いコーンミールは、アフリカの伝統的なものである。アメリカ合衆国南部でも[[コーンブレッド]]を作るのに用いられる。青いコーンミールは、希少な青いトウモロコシを使うか、青い着色料を加える。
 
白いコーンミールは、アフリカの伝統的なものである。アメリカ合衆国南部でも[[コーンブレッド]]を作るのに用いられる。青いコーンミールは、希少な青いトウモロコシを使うか、青い着色料を加える。
 
==各国での利用==
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==その他の利用==
*パンやビザを焼く際に型から外すための離型剤として用いられる。
*[[内胚乳]]から作るコーンスターチは、プリン等の結合剤として用いられる。
*虫がコーンミールと水を一緒に摂取することで、腹の中で何倍にも膨らみ、天然の[[殺虫剤]]として作用する。
*同量の洗剤を加えることで、肌の汚染除去に利用できる。
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== 関連項目 ==
* [[とうもろこしトウモロコシ]]
* [[コーングリッツ]]
* [[コーンフラワー]]