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==来歴・人物==
東京生まれ。1945年、調布高等女学校(現・[[田園調布学園中等部・高等部]])卒業、戦時中を両親の実家の藤枝で過し、1948年、[[東京農業教育専門学校]]附設女子部卒。女学校の教師、科学雑誌の編集者、スライド製作者を経て、科学映画の脚本家として活躍。35歳の時、『銀色ラッコのなみだ』で作家デビュー、[[サンケイ児童出版文化賞]]、NHK児童文学奨励賞、動物愛護協会賞受賞、1965年の『ヤマネコのきょうだい』で[[野間児童文芸新人賞|野間児童文芸推奨作品賞]]、1977年の『ミドリがひろったふしぎなかさ』で[[講談社出版文化賞]]を受賞。
 
以後、動物ものを中心として多くの作品を送り出し、「うさぎのお店やさん」シリーズ、「森のネズミたち」シリーズなどがある。また自伝的作品として『太平洋戦争下の学校生活』、『科学映画にかけた夢』、エッセイ『私を呼ぶ自然の仲間』、『森のネズミの山荘便り』、『猫には猫の生き方がある』、『猫がドアをノックする』がある。長野県[[黒姫山 (長野県)|黒姫山]]に仕事場を持ち、猫たちと暮らしている。自著の挿画を自ら手がけることもあり、銀座・[[鳩居堂]]画廊で定期的に個展を開催。また脚本、編集を行ったビデオ『岡野薫子の作品世界─文と絵と』は2002年度教育映像祭で優秀作品賞を受賞、児童文学界の重鎮の一人である。2007年には、4年ぶりに「森のネズミ」シリーズの新作を刊行した。