「ダニエル・カール」の版間の差分

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赴任を仲介してくれた大場が神妙な面持ちで「カール君、日本語が通じないかもしれないんだ」と打ち明けられる。本人は高校時代から大学時代に複数の非[[標準語]]地域(奈良県など)で過ごした為、「標準語でも方言でもかかってこい」と言わんばかりに日本語に対する大きな自信を持っていたという。しかしその自信も山形弁との出会いで打ち砕かれる事になる。
 
ダニエルは地方生活が多かったので[[文部省]]就職時には標準語(東京方言)圏の職場を希望していたがその意に反して赴任先は山形県となった。だが、それが山形弁を話す外国人としての現在の地位を確立する礎となった。初めて山形の地を踏んだ時は現地の老人の会話内容が全く分からず、「間違えて電車を乗り過ごし、[[外国]]に来てしまったのではないか?」と本気で思ったとの事。しかしながら看板には「やまがた」と[[平仮名]]で書いてあり、「日本に地続きの隣国もなければ平仮名を使う国は日本以外にないからここは日本だろう。」と思い直したそうである。しかし、「話している言葉が日本語だとは思えない」と非常に混乱したという。特に「[[ん]]」で始まる日本語は存在しないと幾度も教わってきたので、現地人たちは何かにつけて「んだ!」、「んだー!」を繰り返し言っている事が余計に混乱の元となった。<ref>[[1998年]][[9月3日]]出演の[[はなまるマーケット]]にて発言</ref>{{出典無効|date=2013年6月8日 (土) 13:24 (UTC)|title=TV視聴による伝聞は信頼性に乏しい情報源で無効}}しかし逆にその驚きがダニエルの好奇心をくすぐり、彼をして山形弁に熱中さしめた。赴任教師として山形県内の各学校をるうちに山形県という地域内で同じ言葉でも用法や意味が異なっている事に首を傾げ、方言と訛りの収集、及び学習、習得に熱中。あるきっかけで全国ネットの番組に出演する事になるが、その時には山形弁しか喋れない身になっていた。
 
=== 山形弁 ===