「トヨタ・MR2」の版間の差分

1980年代中盤、トヨタは[[世界ラリー選手権|WRC]]の[[グループB]]にTA64型[[トヨタ・セリカ|セリカツインカムターボ]]で参戦していたが、[[後輪駆動|FR]]のセリカでは[[四輪駆動|4WD]]車の戦力を前に歯が立たなくなってきた。そこでトヨタは、セリカの後継となる4WDラリーカーの開発に着手した。車体はAW11型をベースとし、[[トヨタ・3S-GE|3S-GTE]]を搭載して駆動方式を4WD化したもので、開発コードは'''222D'''であった。最初はグループBの枠での参戦のために作られた<!--[http://minkara.carview.co.jp/userid/509662/blog/18549788/]　個人のブログなどは出展としては適切ではないため、コメントアウトします。-->が、[[1985年]]、グループBをさらに先鋭化させた[[グループS]]の立ち上げが決定し、222Dの参戦対象カテゴリーもグループSに変更された。実際に試作車が何台か製作されたが、[[1986年]]の[[ヘンリ・トイヴォネン]]のが死亡した事故死をきっかけになど、事故の多発したグループBの廃止が決定。し同時にグループSも消滅したため、参戦は実現しなかった。