「ガラス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
5行目:
 
* 昇温により'''[[ガラス転移点|ガラス転移現象]]'''を示す[[アモルファス|非晶質]]固体<ref name="化学便覧応用化学編">日本化学会編「化学便覧応用化学編-第6版-第I分冊」丸善, [[2002年]]([[平成]]14年), 13.5 汎用ガラス・ほうろう</ref>。そのような固体となる物質。このような固体状態を'''ガラス状態'''と言う。[[結晶]]と同程度の大きな[[剛性]]を持ち、[[粘度|粘性]]は極端に高い。非晶質でも'''[[ゴム状態]]'''のように柔らかいものはガラスとは呼ばない。詳しくは「'''[[ガラス転移点]]'''」を参照のこと。
* 古代から知られてきた[[ケイ酸塩]]を主成分とする硬く透明な物質。'''グラス'''、{{読み仮名|'''玻璃'''|はり}}、{{読み仮名|'''瑠璃'''|るり}}、{{読み仮名|'''硝子'''|しょうし}}とも呼ばれる。「硝子」と書いて「ガラス」と読ませる事もよくある。化学的にはガラス状態となるケイ酸化合物(ケイ酸塩鉱物)である。他の化学成分を主成分とするガラスから区別したい場合はケイ酸ガラスまたはケイ酸塩ガラスと言う。[[石英ガラス]]も含まれる。本項目ではこの物質について主に記述する。
* ケイ酸塩以外を主成分とする、ガラス状態となる物質。ケイ酸ガラスと区別するために物質名を付けて'''○○ガラス'''と呼んだり'''ガラス質物質'''と呼んだりする。[[アクリル樹脂|アクリル]]ガラス、[[第16族元素|カルコゲン]]ガラス、[[金属ガラス]]、[[有機ガラス]]など。