「ウェス・モンゴメリー」の版間の差分

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Whitesell (会話 | 投稿記録)
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{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
| Name = ウェス・モンゴメリー
| Img = Wes Montgomery.png
| Img_capt = 1966年の写真
| Img_size = <!-- サイズが250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
| Landscape = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
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| Born = [[1923年]][[3月6日]]
| Died ={{死亡年月日と没年齢|1923|3|6|1968|6|15}}
| Origin = {{USA}}</br />[[インディアナ州]][[インディアナポリス]]
| Instrument = [[ギター]]
| Genre = [[ジャズ]]
| Occupation = <!-- 個人のみ -->
| Years_active = [[1948年]] - [[1968年]]
| Label = [[リバーサイド・レコード]],<br />[[ヴァーヴ・レコード]],<br />[[CTIレコード]]
| Production =
| Associated_acts =
| URL = {{URL|http://www.wesmontgomery.com/}}
| Influences =
| URL = http://www.wesmontgomery.com/
| Current_members = <!-- グループのみ -->
| Past_members = <!-- グループのみ -->
| Notable_instruments = [[ギブソン (楽器メーカー)|ギブソン]] L-5
}}
'''ウェス・モンゴメリー'''<ref>原語での発音について,Montgomeryは仏語起源の名でtはもともと発音されない。ただ英語ではtを発音する人もいる{{要出典|date=2015-12}}。</ref>(Wes({{Lang-en-short|Wes Montgomery}}、[[1923年]][[3月6日]] - [[1968年]][[6月15日]])は、[[アメリカ合衆国]]の[[ジャズ]]・[[ギタリスト]]。[[オクターブ奏法]]で一世を風靡した。
 
== 経歴 ==
ウェス・モンゴメリーは1923年3月6日、[[インディアナ州]][[インディアナポリス]]に生まれる。彼の"ウェス"というあだ名は、彼のミドルネームであるレスリーを短縮したものと言われている<!-- この動画は公式なのでしょうか?<ref>{{cite web|url=http://www.youtube.com/watch?v=pfLtx8lcpbc |title=NPR Jazz Profiles the Life and Music of Wes Montgomery |publisher=Youtube.com |date=2010-12-08 |accessdate=2012年06月25日}}</ref> -->。彼の生まれた一家は音楽一家で、彼の兄弟であるモンクは[[コントラバス|ウッドベース]]、[[エレクトリックベース]]の演奏家<ref name=ALLMUSIC>http://www.allmusic.com/artist/monk-mn0000495712</ref>、バディは[[ヴィブラフォン]]、[[ピアノ]]の演奏家<ref name="ALLMUSIC" />である。彼らは「ザ・モンゴメリー・ブラザーズ」として、数枚のアルバムを共に制作している。<br />
 
ウェス・モンゴメリーがギターの練習を始めたのは彼が20歳の時<ref name="ALLMUSIC" />でその演奏技術は、彼自身の耳を介した独学で、チャーリー・クリスチャンの演奏を研究することで磨き上げられた<ref name=wesmontgomery>http://www.wesmontgomery.com/about/</ref>1948年の7月から1950年の1月まで[[ライオネル・ハンプトン]]の楽団に参加するも、その後、故郷のインディアナポリスに戻り、1950年代は、昼は仕事を持ち、夜に[[ライブハウス]]で演奏する生活を続ける。また、この頃に兄弟のモンクとバディと共にパシフィック・ジャズ・レーベルでレコーディングを行っている<ref name="ALLMUSIC" /><ref name="wesmontgomery"/>。1959年にリバーサイド・レコードと契約<ref name="wesmontgomery"/>1960年に発表したアルバム『The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery』の成功により、彼の名がジャズ界に知れ渡るようになった<ref name="ALLMUSIC" />。
1959年にリバーサイド・レコードと契約<ref name="wesmontgomery"/>
1960年に発表したアルバム『The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery』の成功により、彼の名がジャズ界に知れ渡るようになった。<ref name="ALLMUSIC" />
 
その後も、[[ビバップ|ビ・バップ]]のスタイルで『フルハウス』などの作品をリリースしていたが、1967年に『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』でイージーリスニング路線に転向、セールス面でも成功する。
 
1968年6月15日に死去。死因は心臓発作とされている<ref name="wesmontgomery"/>
 
== プレイ・スタイル ==
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彼のソロでシングルノートラインはオクターブ奏法程ウェスの特徴として語られないが、ウェス以降のジャズギタリスト達はほぼ全てと言って良い程ウェスの影響下にあり、それそのものがジャズギターとしてのアイデンティティーを確立したためである。
 
ウェスの使用していた[[ギブソン (楽器メーカー)|ギブソン]](Gibson)のギター、L5-CESには一弦側のカッタウェイ部分にハート型の[[インレイ]]が施されていたのが特徴的で、彼の晩年までの愛器となった。近年{{いつ|date=2015-12}}、ウェス・モンゴメリーモデルとして、本人が使用していたギターを精密に再現したギターがギブソン・[[カスタムショップ]]によって限定発売された。
 
== 脚注 ==