「シトルリン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
沓脱康弘 (会話) による ID:57413887 の版を取り消し
m編集の要約なし
48行目:
[[ミトコンドリア]]で[[オルニチントランスカルバモイラーゼ]]によって触媒される、[[オルニチン]]と[[カルバモイルリン酸]]の反応で[[リン酸]]と共に生成する。またサイトソルで[[アスパラギン酸]]、[[アデノシン三リン酸|ATP]]と反応しオルニチンと[[アデニル酸|AMP]]、[[ピロリン酸]]となる。この反応は[[アルギニノコハク酸シンテターゼ]]によって触媒されるがこの酵素が欠けていると血中にシトルリンが蓄積し、また尿中に排出されるようになって[[シトルリン血症]](シトルリン尿症)を発症する。
 
シトルリンは[[コドン]]で指定されているアミノ酸ではないため通常、遺伝子転写には用いられない。転写直後はタンパク質に含まれないが、タンパク質中の[[アルギニン]]残基が[[ペプチジルアルギニンデイミナーゼ]]によってシトルリンに変えられる。また[[関節リウマチ]]患者の80%はシトルリンを含む[[フィラグリパク質]][[免疫]]反応を示すため、[[抗環状シトルリン化ペプチド抗体]]が診断に用いられている<ref>http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM0708-02.pdf</ref>
== 脚注 ==
 
<references/>
==外部リンク==
{{Chem-stub}}