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'''脂質異常症'''(ししついじょうしょう)は、[[血液]]中に含まれる[[脂質]]が過剰、もしくは不足している状態を指す。2007年7月に'''高脂血症'''から'''脂質異常症'''に改名された。
== 診断基準
脂質異常症(高脂血症)は診断基準による分類と病態による分類とがあり、診断基準による分類は、
病態による分類例は図を参照。[[File:高脂血症の病型分類リポフォーAS版.PDF|thumb|500px|脂質異常症(高脂血症)の病型分類リポフォーAS版]]▼
▲病態による分類例は図を参照。[[File:高脂血症の病型分類リポフォーAS版.PDF|thumb|高脂血症の病型分類リポフォーAS版]]
=== 高コレステロール血症 ===
'''高コレステロール血症'''([[w:hypercholesterolemia|Hypercholesterolemia]])とは、血液中の総[[コレステロール]]値が高い(220 mg/dL 以上)タイプの脂質異常症である。生活習慣による脂質異常症の多くがこのタイプである。1997年の国民栄養調査では、日本人の男27%、女33%が該当する。フラミンガムスタディにおいて使用されたためこの値と生活習慣病との関連が注目されたという意味で重要だが、最近では悪玉コレステロール([[低比重リポタンパク質]]、LDL)のほうが明らかに心血管リスクとの相関度が高いので、この値の重要度は廃れている。現在WHO、アメリカ、日本のガイドラインは、いずれも総コレステロール値に注目していない。
但し、
の計算式{LDL-C=TC-(HDL-C)-TG/5}を使用しており、わが国でも日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版」からFriedewald(この計算式によるLDLコレステロール値を用いることとなった(注: 計算式は TGが400mg/dL未満のとき有効)。
=== 高LDLコレステロール血症 ===
'''高LDLコレステロール血症'''('''高LDL-C血症''')とは、
=== 低HDLコレステロール血症 ===
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