「島田荘司」の版間の差分

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[[広島県]][[福山市]]に生まれる<ref name="kotoba"/>。[[広島県立福山誠之館高等学校|広島県立福山誠之館高校]]、[[武蔵野美術大学]]商業美術デザイン科を卒業<ref>[http://www.seishikan-tokyo.com/newspaper02.htm 小説の魅力「後輩」へ発信/社会問題への洞察 創作の源 - 中国新聞]</ref><ref>[http://library.city.sanyo-onoda.lg.jp/tosmok.asp?tilcod=361633&mngkbn=01&style=IF 山陽小野田市立図書館 - 詳細情報]</ref>。[[ダンプカー]]の運転手、ライター、[[音楽家|ミュージシャン]]などを経て、[[1981年]]に名探偵[[御手洗潔]]が登場する『[[占星術殺人事件]]』(投稿時の題名は『占星術のマジック』)が[[江戸川乱歩賞]]最終候補作品となり小説家としてデビューする<ref>[http://www.jlpp.go.jp/jp/works/author01_13.html 島田荘司(しまだ そうじ) | 作家紹介 | 翻訳作品紹介 | JLPP]</ref>。
 
主な作品に[[御手洗潔シリーズ]]、吉敷竹史シリーズがある。吉敷竹史シリーズは[[TBSテレビ|TBS]]系で『'''[[警視庁三係・吉敷竹史シリーズ]]'''』としてドラマ化されている。その他[[死刑]]、[[冤罪]]、日本人論、文明論を扱った作品も執筆している。[[2015年]]12月現在、御手洗潔シリーズの国内累計総部数は532万5千部に到達している(海外翻訳版、コミカライズ、角川書店分がはノーカウント)<ref>島田荘司公式Twitter{{Twitter status|S_S_Kingdom|677091814671683584|201512月16日の発言}} </ref>。
 
[[本格派推理小説|本格ミステリー]]における新人の推薦にも力を入れている。[[松本清張]]などの[[社会派推理小説]]が優勢だった当時のミステリー界に「新本格」推理のジャンルを切り拓き、[[綾辻行人]]、[[歌野晶午]]らを世に出すなど、1980年代後半から現在のミステリー隆盛に繋がる流れを創った。このことから「新本格」ミステリーの祖とされ、稀に「新本格のゴッドファーザー」「ゴッド・オブ・ミステリー」として称される機会もある。[[2007年]]からは、出身地である広島県福山市が開催する「[[ばらのまち福山ミステリー文学新人賞|島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞]]」の選考委員を務め、[[本格推理小説]]の書き手を発掘している<ref>地方自治体が、長編ミステリーを公募するのは全国初の試みである。毎年長編受賞作を選び順次[[講談社]]、[[光文社]]、[[原書房]]より刊行される。2009年度の第1回受賞作には[[松本寛大]]『玻璃の家(はりのいえ)』が選ばれた。</ref>。