「東急バス東山田営業所」の版間の差分

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日吉線は、[[港北区]]の北端を東西に走る路線であり、日吉駅と[[都市機構]]住宅のサンヴァリエ日吉を結ぶ日22系統と、同駅と高田町を結ぶ日21系統からなる。高田町の終点は高田線などが停車する高田停留所とは大きく離れたところにあるため、「山本記念病院」の副名称をつけて区別している。日21系統については誤乗防止のため、方向幕は黒地で表示されていたが、行先表示機がLED式となったため一時見られなくなっていた。その後2006年10月頃にLEDの表示変更がなされ、系統番号が反転表示になっている。
 
路線全般が狭隘路であるが、沿線に住宅地を抱えており利用者が多いため、運行は大型車によって行われている。ただし、他の路線とは異なりバックカメラアイ・マーカーランプ付きの車両が充当されており、ノンステップ車やワンロマ車が走ることはない。大型車で運行されているにも関らず、ラッシュ時には度々積み残しが発生し、朝ラッシュ時における日吉駅近くの停留所では満員通過が当たり前となっている。このため、乗降客の多いバス停には臨時の係員も動員され、狭い道での乗降時間短縮を図っている。この為、一部には中ドア付近の座席を撤去したバスや中ドア付近の座席を最初から設けず、立ち席や車椅子のスペースとしたバスが存在した。これらの理由により、日吉線は、東山田営業所でも有数のドル箱路線となっている。かつては今より道幅の狭い箇所がいくつもあり、道路の拡幅に手間取ったため、ワンマン運転の開始は1973年と非常に遅い時期のことである。最終的には、運転手を動員して道路の拡幅工事が行われたとのエピソードも残されている。
 
両系統は日吉駅 - 新田坂下間で同一経路をとり、ダイヤも共通に組まれている。日中時間帯の運行本数は日22系統は毎時8本程度、日21系統は毎時2本程度となっている。出入庫は日40系統、高田町と営業所間の回送出入庫、深夜バスの一部で日40系統のいずれかで行う。なお一時期、日吉駅 - 高田町 - (下根住宅前) - (百石橋) - 東山田営業所という入出庫系統が存在したが、現在はない。