「還元主義」の版間の差分

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統合的分析が見落とされる原因となった。デカルトは「分解の後に統合」を目指していたにもかかわらず、還元主義により分解の後に分解、できるだけ分解して統合しないという傾向が生まれていった{{要出典|date=2009年4月}}。
 
還元主義は、そのプロセスの過程で、比較的目立たない要素の研究は放置した上で、目立つ要素をばかりを深りしてゆく傾向を生みがちで、結果としていつまでも、元の「全体」を理解するためのデータが出揃わないということになりがちだった{{要出典|date=2009年4月}}。
 
還元主義による手法では理解し難い対象も存在するという考え方は、デカルトの時代以前からすでにあった。例えば、[[アリストテレス]]は「''全体とは、部分の総和以上のなにかである'' 」と述べている。 全体性を見失わない考え方は「[[ホーリズム]]([[w:Holism|''Holism'']])」と呼ばれている。