「アルミホイール」の版間の差分

 
=== 大型自動車用ホイール ===
[[大型自動車]]では、数トン単位の自重及び積載物を支えるタイヤおよびホイールも相対的に大きくなり、相当な重量となるため、軽量化のメリット大きい。加えて、[[ブレーキ]]系統の冷却効果にも期待が持てる
 
22.5[[インチ]]の[[アルコア]]製[[鍛造]]アロイホイールの場合、鉄製リング式ホイールに比べ、一輪当たりで約14.27 kgの軽量化となる。強度は約4倍で、[[スペアタイヤ]]を含む11輪の軽量化は燃費を約3%向上させる。<ref>ただし運送トラックなどの場合、一般的な車両と異なり、高速道路などに置ける定速走行を長時間行う環境が主になるなどの諸条件も考慮しなければならない</ref>。その他、ホイールバランスと真円度においても、リング式ホイールに勝る。
一般的な後2軸の大型貨物車に採用される295/80R22.5サイズのスチールホイールセット重量は1本あたり100kgを超える場合があり、1台あたり約1tがタイヤの重量である。このうちホイール重量は1本あたり約40kgあり、これが同サイズのアルミホイールでは約24kgとなり、1台で160kg軽量化が可能となる。最大積載量や車両総重量、及び自動車重量税の決定上軽量化は有利であり、また[[レントゲン車]]や[[図書館車]]など特殊な用途の車両では運転免許上の制約を避ける事ができるケースもある。
これらに加え、路面追従性の向上による荷痛みの防止やエアサスペンションの性能向上、[[ブレーキ]]系統の冷却性能の向上、またタイヤ摩耗延命にも期待が持てる。
 
大型観光バスでは乗り心地・車両美観向上及び重量軽減の観点から採用されるが、一般道しか走行しない路線バスやマイクロバスでは採用されるケースは少ない(オプションとして用意はされている)。
また、軽量化のメリットがさほど大きくない最大積載量4トン級以下の中型・小型貨物車では、アルミホイールが標準採用されるケースは少ないが、最大積載量を可能な限り多くとりたい場合や美術品輸送車等に採用される場合がある。
 
なお[[2010年]]から発売される[[平成22年排出ガス規制]](ポスト新長期規制)適合車種から、ホイールが[[日本工業規格|JIS]]規格から[[国際標準化機構|ISO]]規格に変更された<ref>[http://www.jama.or.jp/user/iso_wheel/index.html 大型トラック・バスに、新・ISO方式ホイール採用] - 日本自動車工業会</ref>。
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