「ポコ (バンド)」の版間の差分

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[[1970年]]、リッチーのバンド運営専制化に嫌気がさしたジムが脱退し、後に[[ロギンス&メッシーナ]]を結成することになる。後任として[[ポール・コットン]]が加入した。
 
[[1973年]]にリッチーが、ヒットを期待して作った「A Good Feelin' To Know」をシングルカットし、4枚目のスタジオアルバム『A Good Feelin' To Know』をリリースした。しかしこれも期待通りには売れず、リッチーが脱退、後に[[サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド]]を結成することとなる。その後、バンドの存続について話し合い、残った4人で活動を続けることになる。Fab Four(Fantastic Four Era)と呼ばれるこの時代は1012枚目のアルバムまでメンバー、楽曲が安定しており、この頃のポコを好むファンも多い。
 
[[1977年]]にはティモシー・B・シュミットが[[イーグルス]]への加入のために脱退した。奇しくもこの時もランディ・マイズナーの後任としてであった。
その後ラスティとポールは新しいメンバーを加えてバンド名を変えて活動しようとするが、ポコの知名度を重視していたレコード会社側の圧力もあり、[[1978年]]にバンド名をポコのままで1113枚目のアルバム『Legend』をリリースした。このアルバムはBillboardチャートで14位になり、Gold Discを獲得、皮肉にもポコ最大のヒットとなった。
 
その後メンバーチェンジの繰り返しなどもあり、解散状態になったが、[[1988年]]にラスティが過去のメンバーに再結成を呼びかけ、[[1989年]]にバンドの宣伝も考慮してオリジナルメンバーで再結成を果たした。
同年9月には19枚目のアルバムとなる『Legacy』がリリースされ、11月にはシングルカットされた「Call It Love」がBillboardチャートで18位になった。
この曲は、バンドのメンバーで唯一一度も脱退することなくポコを守り続けたラスティがボーカルを担当した。
 
その後はメンバー交代を繰り返しながら活動し、[[2002年]]には20枚目のアルバム(ベスト・アルバムの「Forgotten Trail(1990)」を除く)『Running Horse』がリリースされ、精力的なライブ活動も行った。