「分割統治」の版間の差分

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[[19世紀]]以降の[[欧米]]の[[植民地]]経営は、この原理をよく応用した。[[イギリス]]は[[インド]]で、人種、宗教、地域の差異で分割した集団を互いに反目させることで長期の統治に成功した。[[ベルギー]]や[[ドイツ]]は、[[ルワンダ]]・[[ブルンジ]]において[[フツ]]と[[ツチ]]に格差をもうけ、少数派のツチを中間的な支配層とした。これが[[ルワンダ虐殺]]の遠因となったともいわれる。
 
[[第二次世界大戦]]で[[ポツダム宣言]]を受諾(後に、戦艦ミズーリ甲板上で[[日本の降伏文書|外交文書(英題:Instrument of surrender)]]に調印)した[[大日本帝国]]は、[[国連]](旧:[[連合国軍]])により[[日本]]/[[台湾]]/[[韓国]]/[[北朝鮮]]/[[北方領土|北方四島]]の5ヶ国地域に分割され、それぞれが個別に分割統治を受けた。その結果、たとえ分割前には一つの国を愛する心を少なからず持っていたとしても、分割後に行われた各々の国における個別の[[教育]]・[[検閲]]または[[プロパガンダ]]により元の一つの国を愛する心は破壊され、互いに反目し、或いは正式な国交が絶たれ、それぞれが別々に格差をつけた統治を受け、または戦勝国の一部とされ、それぞれが占領した国に対して恭順する為の教育を受け、それぞれが宗主国を崇め或いは畏れる心を持つようになった。
[[国連]](旧:[[連合国軍]])による[[大日本帝国]]の分割統治により、今なお正式な国交が断たれた(互いの国に大使館が無い)状態の例として、日本と北朝鮮、日本と台湾、北朝鮮と韓国、北朝鮮と台湾、台湾と韓国があり、逆に、[[国連]](旧:[[連合国軍]])による[[大日本帝国]]の分割統治において、互いの国に大使館が現存するのは日韓相互間のみで、かつ、旧日本国内に設置された唯一の大使館である韓国ソウルの日本大使館前には[[慰安婦像]]が設置され分割統治の効果を高める事に貢献している。
[[国連]](旧:[[連合国軍]])の軍隊による[[占領]]が今なお継続している例としては、日本と韓国にそれぞれ米軍が[[占領]]したまま[[治外法権]]を維持している地域が現存し、韓国軍の戦時作戦統制権は現在(2015年10月現在)もなお米軍にある。[[国連]](旧:[[連合国軍]])の一部に取り込まれ或いは同化した例としてはロシアと[[北方四島]]、[[中華民国]]と[[台湾]]がある。竹島を占拠した韓国軍の最高指揮権は当時も今も米軍にあり、かつ当時の米軍は竹島周辺海域を爆撃演習地域として利用していると日本政府に通達しており、日本は竹島への接近を事実上禁止されていた、加えて、当時の日本はGHQの施政下にあった為、これに対する報道が米軍に向けられない様に当時の日本では[[プレスコード]]が名実伴に有効であった。この[[竹島問題]]は現在に至るまで日韓相互の反目の為の火種として未解決のまま温存されている。
 
== 関連項目 ==