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{{改名提案|メシエカタログ|t=ノート:メシエ天体|date=2016年1月}}
{{出典の明記|date=2013年11月29日 (金) 14:20 (UTC)}}
[[Image:M31_by_Messier.jpg|200px|thumb|right|メシエによる[[アンドロメダ銀河|M31]]/[[M32_(天体)|M32]]/M110のスケッチ]]
'''メシエ天体カタログ'''(メシエてんたい、''Messier object)Catalogue'' )は、フランスの天文学者[[シャルル・メシエ]]が作成した[[星雲]]・[[星団]]・[[銀河]]のカタログ『'''メシエカタログ'''』にである。掲されている天体をメシエ天体と呼ぶことがある。
 
== 概説 ==
[[彗星]]の探索に際して、[[彗星]]と紛らわしい[[天体]]の一覧を作ったのが始まりである。
 
現在はメシエ (Messier) の頭文字をとり、[[かに星雲|M1]]、[[M2 (天体)|M2]]などと番号で呼ばれるが、この表記法はメシエが定めたものではない。ごく初期は「メシエカタログの1番」「メシエカタログの2番」などと呼ばれていたのが、後に略されて今のような表記法になった。
 
M1は[[おうし座]]にあり、別名は[[かに星雲]]である。M2は[[みずがめ座]]にある。全部でM1から[[M110 (天体)|M110]]まであるが、メシエ本人がつけたものは[[M103 (天体)|M103]]までである。カタログは[[1784年]]までに3回に分けて刊行された。
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[[ソンブレロ銀河|M104]](ソンブレロ銀河)から[[M109 (天体)|M109]]までは、メシエの助手が自分の観測記録などを基に[[1786年]]につけ加えた。メシエの生前に発表されたメシエ天体はこれですべてである。
 
ただし、発表時にメシエが誤記をしたらしく、指定した場所にはそれらしい天体がない場合がある。これらについては、後にメシエのスケッチ図などから本来の天体が同定された。もっとも、不確実なものも含むため、これらの欠番はあまり使わないほうがよいとされる。現在使われていない欠番は、[[M40 (天体)|M40]](二重星 WNC4)、[[M91 (天体)|M91]] (NGC 4548)、[[M102 (天体)|M102]] (NGC 5866)。また、M110は20世紀になってから、メシエが発見していたことがわかって付け加えられたものなので、メシエ天体とはしないという主張がある{{誰2|date=2013年11月29日 (金) 14:20 (UTC)}}。
 
(現在よりも光学系が未熟な)18世紀迄に見つかった天体をまとめているため、アマチュア用の小型望遠鏡でも楽しめる、比較的明るい天体が多く含まれているのが特徴である。
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{{メシエ天体}}
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:めしえてんろく}}
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