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{{Otheruses|歴史的な交趾地域|交趾発祥とされる焼き物、京焼きの交趾は|交趾焼}}
'''交趾郡'''(こうしぐん/こうちぐん・'''交阯郡'''、{{Lang-vi|Giao Chỉ)Chỉ}})は、[[前漢]]から[[唐]]にかけて置かれた[[中国]]の[[郡]]の名称。現在の[[ベトナム]]北部[[紅河]]中下流域地域を指し、後にこの地域が独立した後もこの地域及びその地の[[国家|諸政権]]を'''交趾'''・'''交阯'''(こうし/こうち)と呼称し、[[日本]]などにおいても用いられた。
 
古くはこの地方の住民の[[足]]が大変大きく、真っ直ぐに立つと左右両足の[[指]](趾)が交差するからだとされて来たが、全く根拠が無く、その地名の由来は不詳である。その呼称が登場する最古の記録は[[秦]]がこの地域に進出して以後である。