「顧客関係管理」の版間の差分

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CRMの定義をGartnerによるものも踏まえて明確化。CRMタイプとその説明を追加。→‎沿革: 初期を補足
m →‎概要: 大福帳だけでは感覚的なものにとどまるため、ハイタッチなサービスを大規模に展開するものであると補足
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大量生産・大量消費を前提としたマスマーケティングの時代から、消費者個別のニーズに合わせた[[ワントゥワンマーケティング | One to Oneマーケティング]]の時代へという市場環境の変化により、注目を集めていた経営コンセプトである。
 
CRMという概念は、比較的最近のコンセプトに思われがちであるが、近所の個人商店で顔見知りの顧客に提供するようなハイタッチの関係を大規模に再現することを目指すものであり、日本で江戸時代から[[大福帳]]などで見られるように実践されており、いた。単に売上高のみを管理するだけではなく、個人にフォーカスした経営が重要であることは、感覚的に理解できるしやすい
 
CRMの実践には、財務や税務処理といった観点の管理(伝票処理システムなど)とは別に、「顧客」を「個客」としてミクロに捉える視点と管理が必要である。当然ながら、顧客個人を特定し、その管理を行なえるだけの要件が必要であり、顧客個人を特定できない一般大衆に向けた低単価消費財のマーケティングには適さない
 
== CRMのタイプ/領域 ==