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類義語に'''仮病'''(けびょう)があるが、詐病とはニュアンスが異なる。仮病は、欠席の理由付けなど、その場しのぎに行うものをいうことが多い。これに対して詐病は、実利を目的とするものをいうことが多く、どちらかというと[[虚偽性障害]](きょぎせいしょうがい)に近い。また、類似の症例として[[ミュンヒハウゼン症候群]]があるが、これは周囲の関心を引くために行われるという点で詐病や仮病とは異なる。
DSM-5には「詐病は個人的な利益(金銭、休暇)などを得るために意図的に病状を訴えるという点で[[作為症]]とは異なる。対照的に、作為症の診断には明らかな報酬の欠如が必要である。」と書かれている。<sub>DSM-5 322頁</sub>
 
詐病・仮病という名称は、いずれも偽る行為をさす名称であり、これら自体は病名ではない。