「天城越え (曲)」の版間の差分
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『'''天城越え'''』（あまぎごえ）は、[[石川さゆり]]が[[1986年]]に発売した[[楽曲|曲]]。
== 概要・エピソード ==
曲は[[1985年]]、[[吉岡治]]と[[弦哲也]]、[[桜庭伸幸]]の3人が[[天城湯ヶ島町]]（現・[[伊豆市]]）の温泉旅館・白壁荘で製作した。3人は旅館に2泊し、現在の[[大女将]]の話によると、吉岡は旅館周辺を散策する事で詞の原案を練っていたという<ref>[[静岡新聞]]・2010年5月18日朝刊 31面掲載の記事より</ref>。[[静岡県]]・[[伊豆半島]]の「[[天城山]]」を舞台にした[[ご当地ソング]]でもある。
当時の[[カラオケ]]ブームの最中に、「石川にしか歌えない、難易度の高い作品を」ということで制作された楽曲である<ref>読売新聞社文化部『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』現代教養文庫、1997年、240-241頁。ISBN 4390116029</ref>。
『[[NHK紅白歌合戦]]』で、[[1986年]]（[[第37回NHK紅白歌合戦|第37回]]）、[[1997年]]（[[第48回NHK紅白歌合戦|第48回]]）、[[1999年]]（[[第50回NHK紅白歌合戦|第50回]]）、[[2002年]]（[[第53回NHK紅白歌合戦|第53回]]）、[[2005年]]（[[第56回NHK紅白歌合戦|第56回]]）、[[2008年]]（[[第59回NHK紅白歌合戦|第59回]]）、[[2010年]]（[[第61回NHK紅白歌合戦|第61回]]）、[[2012年]]（[[第63回NHK紅白歌合戦|第63回]]）、[[2014年]]（[[第65回NHK紅白歌合戦|第65回]]）と計9回も歌唱しており、第37回と第53回は紅組トリで歌唱した。紅白歌合戦で同一曲9回歌唱というのは、2014年当時で[[中村美律子]]の『[[河内おとこ節]]』の8回を超え、紅白の歴史上最多記録である。▼
尚石川は[[1977年]]に初のヒット、自身紅白初出場時（[[第28回NHK紅白歌合戦|第28回]]）で歌唱した「[[津軽海峡・冬景色]]」も、[[2015年]]（[[第66回NHK紅白歌合戦|第66回]]）で計9回と「天城越え」に並んだ。特に[[2007年]]（[[第58回NHK紅白歌合戦|第58回]]）以降の紅白で石川は、隔年で「天城越え」と「津軽海峡・冬景色」とを歌うようになっている。▼
[[2005年]]に実施された「[[スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜]]」では、紅組の16位に選ばれた。▼
歌手の[[中森明菜]]が、[[2007年]][[6月]]に演歌を歌った[[カバー]][[アルバム]]『[[艶華 -Enka-]]』をリリースし、インターネット投票でもっともリクエストの多かった「天城越え」をアルバムに収録した。また、[[マーティ・フリードマン]]がエレキギターでロック調にアレンジしたことがある。[[2010年]]には、[[misono]]によってもカバーされた。また、アレンジされた天城越えは[[テレビ朝日]]系列で放送されている『[[シルシルミシル]]』内でBGMとして使用されている。
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他女子[[マラソン]]元選手の[[増田明美]]も、[[1989年]]の[[東京国際女子マラソン]]（日本人トップの8位でゴール）で終盤の登り坂を走っている最中に、この「天城越え」のメロディーがずっと頭をよぎり離れなかった、と語っている。
== NHK紅白歌合戦 ==
▲年末恒例の『[[NHK紅白歌合戦]]』では、[[1986年]]（[[第37回NHK紅白歌合戦|第37回]]）
なおNHK紅白歌合戦において、同一曲を9回歌唱というのは、2014年当時で[[中村美律子]]の『[[河内おとこ節]]』の8回を超え、紅白の歴史上最多記録である。
▲尚石川は[[1977年]]に初のヒット、自身紅白初出場時（[[第28回NHK紅白歌合戦|第28回]]）で歌唱した「[[津軽海峡・冬景色]]」も、[[2015年]]（[[第66回NHK紅白歌合戦|第66回]]）で計9回と「天城越え」に並んだ。特に[[2007年]]（[[第58回NHK紅白歌合戦|第58回]]）以降の紅白で石川は、隔年で「天城越え」と「津軽海峡・冬景色」とを歌うようになっている。
▲[[2005年]]に実施された「[[スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜]]」では、紅組の16位に選ばれた。
== 収録曲 ==
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