「ニホンイタチ」の版間の差分

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本種は冬眠はしないで1年中活動し、その活動時間帯は特に定まっておらず、昼夜活動する。[[繁殖]]期以外は基本的に単独で行動する。本種の手足の指の間には[[蹼]](みずかき)があり、泳ぎが得意である。[[寒冬|厳冬]]期にも[[水]]に入り、潜ることもある。主な活動地域は[[川]]や[[湖沼]]、[[湿地]]、[[沢]]などの[[水辺]]であるが、水辺から離れた[[森林]]地帯にも生息しており、[[木|樹木]]に登ることもある<ref name="門崎 (2009) p381" />。本種は用心深く<ref name="岡山市 (2005) website">「[[#岡山市 (2005)|6.ニホンイタチ]]」(岡山市 市民情報化サイト)より。</ref>、[[後肢]]で2本足立ちして周囲を見回すことがある。この行動を目蔭(まかげ)という<ref name="門崎 (2009) p381" />。
 
[[巣]]は、既存の[[穴]]や隙間を使用する<ref name="門崎 (2009) p381" />。[[メス (動物)|メス]]の活動領域はオスの[[活動]]領域よりも狭く、[[オス]]の活動領域は複数のメスの活動領域にまたがる<ref name="米田 (2008) p82" />。
 
[[食性]]は主に[[肉食動物|動物食]]で、[[ネズミ]]や[[鳥類|鳥]]、[[両生類]]、[[魚類|魚]]、[[カニ]]、[[ザリガニ]]、[[昆虫|昆虫類]]、[[ミミズ]]、動物の死体など。また、[[ヤマグワ]]や[[サクラ]]、[[ヤマブドウ]]、[[マタタビ]]、コクワ([[サルナシ]])の[[果実|実]]などの植物質のものも食べる<ref name="米田 (2008) p82" /><ref name="門崎 (2009) p381" />。