「Manページ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Frozen-mikan (会話 | 投稿記録)
28行目:
しかし、各アプリケーションについてひとつのページという形態は複雑で大きなアプリケーションやユーザとやりとりを行うアプリケーションには合わず、グラフィックスなども使えないフォーマット機能も時代遅れになりつつある。アプリケーションが複雑化し、ユーザーが文書がないことに文句を言わないことから、manページシステムは廃れつつあり、後継のシステムが開発されつつある。
 
基本的には全てのUNIX系システムはmanページをサポートし続けているが、多くの場合それ以外のオンライン文書やヘルプを提供している。初期の後継システムのプロジェクトとしては、[[GNU]]プロジェクト]]の "[[Texinfo|info]]" システムがあり、これは素朴な[[ハイパーテキスト]]システムであった。多くのUNIXの[[GUI]]アプリケーション(特に[[GNOME]]や[[KDE]]の開発環境を使って作られたもの)は、ユーザー向け文書として[[HyperText Markup Language|HTML]]を採用し、<code>yelp</code> などのHTMLビューアーをアプリケーションに内蔵することが多い。
 
manページのデフォルトのフォーマットは[[troff]]<small>([[:en:troff]])</small>であり、troffマクロの man(見た目重視)またはシステムによっては mdoc(意味論重視)を使っている。これによりmanページは[[PostScript]]や[[Portable Document Format|PDF]]に変換でき、様々なフォーマットで表示・印刷可能となっている。