「句構造規則」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
8行目:
|title=DESCENT WITH MODIFICATION - GENERATIVE GRAMMAR AND THE UNIVERSALITY/DIVERSITY - GENERATIVE GRAMMAR |author=藤田耕司 ([[京都大学]]大学院 人間・環境学研究科) |publisher=生命の起原および進化学会 |year= |accessdate=2013-05-02}}</ref>、句構造規則そのものは[[Xバー理論]]に発展した<ref name="fujita_descent"/><ref name="ohnishi_shinka">{{Cite web|url=http://www.origin-life.gr.jp/3103/3103161/3103161.html |title=一般句構造文法の起原と進化、および、その認知システム進化学的考察 |author=大西耕二 ([[新潟大学]] 超域研究機構) |publisher=生命の起原および進化学会 |year=2003 |accessdate=2013-05-03}}</ref>。Xバー理論は1970年代から1980年代にかけて生成文法の中核を成したが、それも1990年代にチョムスキー自身が提唱した{{仮リンク|ミニマリスト・プログラム|en|Minimalist program}}<ref name="chomsky_1995">Chomsky (1995).</ref>によって(少なくともチョムスキー自身にとっては)取って代わられることになった<ref name="ueda_2003">{{Cite web|url=http://www.origin-life.gr.jp/3102/3102122/3102122.html |title=生成文法と科学革命 |author=上田雅信 ([[北海道大学]]言語文化部) |publisher=生命の起原および進化学会 |year=2003 |accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="fujita_descent"/><ref name="ohnishi_shinka"/>。しかし、記号を用いた計算体系を[[生成文法]]に導入したという点において、句構造規則の貢献度は大きい<ref name="ueda_2003"/>。
 
このような規則による構文(文法)の記述は、[[自然言語]]よりむしろ[[形式言語]]([[形式文法]])との親和性が高く、そちらではこのような規則(構文規則)による記述はほぼ定番のものとなっている(もともとが、[[ポスト|エミール・ポスト|ポスト]]らによる形式的な(formalな)記号の体系の研究に由来するものである)。また、チョムスキーの発表と時を同じくして始まりつつあった、コンピュータの[[プログラミング言語]]の構文を定義するものとして発表後すぐに応用され、[[バッカス・ナウア記法]]としてこんにちも[[コンピュータ言語]]などに使われている。
 
== 基本モデル ==