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'''イロカノ語'''（イロカノご）は、[[オーストロネシア語族]]、マレー・ポリネシア語派に属する[[言語]]である。
イロカノ語を母語とする人々、イロカノ人は本来ルソン島北西部の南シナ海に面するイロコス・ノルテ、イロコス・スール州を故郷とする人々である。<br/>
しかし土地に対する人口圧が高いためにすでに前世紀より他地域への移住を行っている。近年では南のパラワン島、ミンダナオ島、更には米国にまで移民として渡っていく者が多い。<br/>
フィリピンでの話者数は、600～800万人とされ、フィリピンでは、タガログ語、セブアノ語に次いで、第三位の話者数を誇る。<ref>Leith Casel・山下美智子『Maysa nga Pagraktis ti Panagsao ti Ilokano』DAIGAKUSYORIN TOKYO、1983年、1-74頁。より。</ref>。<br/>
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