「応報刑論」の版間の差分

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== 絶対的応報刑論 ==
絶対的応報刑論とは、刑罰は悪に対する悪反動であり、動と反動とは均衡していなければならず、悪反動であるからその内容は害悪でなければならないため刑罰は応報そのものであって、刑の目的とは犯罪の予防などではなく、犯罪予防の見地とは無関係にそれが「応報であということのみ」によって正当化されるという考え方をいう。いわば、正義の見地から刑罰によって犯罪を相殺しようとする考え方である。
 
[[イマヌエル・カント|カント]]や[[ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル|ヘーゲル]]によって主張され、刑罰の目的に関する絶対主義と結びついた。
 
== 相対的応報刑論 ==