「自動車産業」の版間の差分

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1980年代には、[[日米貿易摩擦]]が発生する。この時期は産業[[空洞化]]も議論されたが、その後、再び米国の自動車産業は力をつけていた。
 
しかし、2000年代後半になると「ビッグスリーの凋落と外国企業の進出」<ref>[http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010766_00000 NHKスペシャル アメリカ発 世界自動車危機 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス]</ref>「環境規制の強化」が、自動車産業を揺さぶることになる<ref name="20080207nikkeibo">「沈みゆく米デトロイト 過去の危機とは事情が違う」『日経ビジネスオンライン』2008年2月7日付配信、日経BP社</ref>。ビッグスリーが生産量を削減し[[デトロイト]]などで[[失業者]]が生まれる一方で、トヨタ自動車などが工場進出した地域では、新たな[[雇用]]が生まれている。「米国には2つの自動車産業がある。1つは成長し、もう1つは縮小する産業だ」([[エコノミスト]] トーマス・クライアー)<sup><ref name="20080207nikkeibo"/>より引用</sup>と評す向きもある。<ref name="20080207nikkeibo"/>
また、2020年までに平均燃費を35[[mpg]]にすることが法律で決まったため、燃費向上のための技術開発費が、各社に重くのしかかっている。自動車業界による法案阻止の[[ロビー活動]]が失敗し、自動車業界の影響力低下が確認された事例でもある<ref name="20080207nikkeibo"/>。