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[[軍事切手]]とは軍人が郵便物を差し立てる際、差出通数の管理などを目的に貼り付けさせる切手である。日本を含め、この制度の対象とされたのは下士官兵である場合が多く、将校については通数を問わず有料とされた。日本の場合、[[20世紀]]初頭に[[中国]],[[台湾]]や[[朝鮮半島]]、[[関東州]]や[[南洋諸島]]に駐留していた[[大日本帝国]]陸海軍の下士官兵士に、月2枚支給されていた。封書で使用されるのが原則であり、重量便は取り扱わないことになっていたが、実際にはそのような使用例が存在する。切手自体は、当時の普通切手に「軍事」の文字を加刷したものである。 [[1910年]]から [[1944年]]まで使用され、収集家は台切手と加刷された文字の形式をもとに6種に分類している。
 
これ以外に、[[1921年]]に山東省中華民国[[青島市]]で、正規の軍事切手の配給が間に合わず、現地郵便局(当時日本をはじめとする列強は、中国国内に郵便局を権益として保有していた)が手持ちの「支那」切手へ[[逓信省]]に無断で加刷し製造した「青島軍事切手」がある。
 
=== 航空切手 ===