「紀元前33世紀」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
15行目:
* 太陽活動の変化により大規模な気候の変動が起こった。[[氷河]]が拡大して地上を覆った。気温は最低レベルまで落ちた。
* それまで生物の住める環境だった[[サハラ砂漠]]が砂漠化した。
* 紀元前3300年頃 -
** [[古代エジプト|エジプト]]は[[銅器時代]]([[ナカダ文化|ナカダ期]])。
*** [[上エジプト]]と[[下エジプト]]が並立し、[[エジプト文明]]の原型となった。
*** エジプトで筆記用に粘土・骨・象牙が使われるようになった。これは現存する最古の筆記具である。
* 紀元前3300年頃 -* [[インダス文明]]は領域形成期([[ハラッパー]]I期またはラーヴィー期( - 紀元前2800年))。
* 紀元前3300年頃 -* イタリア・アルプスの氷の中から[[1991年]]に発見された冷凍[[ミイラ]]の「[[アイスマン]](エッツィ)」が遭難した。
*** この男性は作りかけの[[弓矢]]や精錬された[[銅]]製の斧を所持しており、[[熊]]の毛皮でできた靴を履いていた。<ref>[[石弘之]]著『歴史を変えた火山噴火ー自然災害の環境史ー』刀水書房 2012年 36ページ</ref>。
* 紀元前3300年頃 -* [[ウルク_(メソポタミア)|ウルク]]で[[ピクトグラム]]が使われ始めた。
* 紀元前3300-3000年 -
** 「{{仮リンク|ウルクの貴婦人|en|Mask of Warka}}」([[イラク国立博物館]]蔵)が作られた。
* 紀元前3300-3000年 -* 彫刻の施された「{{仮リンク|ウルクの大杯|en|Warka Vase}}」(イラク国立博物館蔵)が作られた。
* 紀元前3300-2200年 - 中国の長江下流域で[[良渚文化]]が展開する。