「インフォマティクス」の版間の差分

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{{otheruses|[[:en:Informatics]]に相当する内容|[[:en:Information science]]に相当する内容|情報学}}
{{出典の明記|date=2012年1月}}
'''インフォマティクス'''([[英語]]:informatics)は、[[情報処理]](information<ref>歴史的事情により混乱があったため、訳語としての「情報学」は、英語informaticsに対応していることもあればinformation processing)scienceに対応していることもある。また[[情報システム]](information system)工学記事に詳細があるがなどを含む英語information scienceは、日本において「情報科学」と呼ばれた範疇とはすこし違う分野を指し、日本はもっぱら「情報学」の語が使われたという歴史的事情がある。</ref>・[[情報処理]]・[[情報システム]]・[[情報科学]]の記事も参照のこいった分野の周辺ないし関連分野である。自然物または人工物としての情報の管理、構築、蓄積などを研究対象とし、概念的あるいは理論的な基盤の発達を目的とする。コンピュータの発達により、個人的にも組織的にも情報をコンピュータで扱うようになり、現在では主に社会的認知の側面を対象とした情報技術の影響を研究が行なわれている。また[[バイオインフォマティクス]](bioinformatics)など、インフォマティクスという用語は特殊化された情報の管理やデータ処理、情報知識の統合、概念的または理論的な情報の統合といった事柄を示す
 
インフォマティクス情報範囲は数理的性質を扱う[[情報理論]](information theory)-情報theory)が根底にあり、あるいはそ特別な数学的概念を対象応用考えられる分野-より広い言える。社会に存在する情報の集合や分類、操作、蓄積、検索あるいは拡張性を範囲内に収め、さらに[[人工知能]](artificial intelligence)-コンピュータの知能、学習、適応性を研究する分野-や[[計算機コンピュータ科学]](computer science)-コンピュータを扱った情報処理、コミュニケーション、計算装置の設計を扱う分野(工学部等の場合には[[情報工学]]とも)-とも深く関係している。
学術分野の名称の統合により、例えば[[バイオインフォマティクス]](bioinformatics)など、インフォマティクスという用語は特殊化された情報の管理やデータ処理、情報知識の統合、概念的または理論的な情報の統合といった事柄を示す。これらは[[情報学]]乃至[[図書館情報学]](library and information science)とも関係している。
 
インフォマティクスの範囲は[[情報理論]](information theory)-情報の特別な数学的概念を対象とする分野-よりも広い。社会に存在する情報の集合や分類、操作、蓄積、検索あるいは拡張性を範囲内に収め、さらに[[人工知能]](artificial intelligence)-コンピュータの知能、学習、適応性を研究する分野-や[[計算機科学]](computer science)-コンピュータを扱った情報処理、コミュニケーション、計算装置の設計を扱う分野-とも深く関係している。
 
== 語源 ==