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PTA活動は、[[アメリカ合衆国]]内で始められ、第二次世界大戦降伏後に、[[連合国軍最高司令官総司令部]](GHQ/SCAP)の奨励を経て、[[日本]]の[[教育]]に導入された。
 
PTAは、[[都道府県]]ごとの[[有害図書]]や[[有害番組]]をはじめとする[[有害情報]]の指定にも携わっていることがあり、[[思想]]言論の[[自由]]([[精神]]の自由)の側面から、PTAの活動には、[[在学生]]を拘束したり監視したりする傾向があると考える人もいる。特に有害情報の指定をめぐっては現在でも議論になることもあり、[[不良行為少年]]や[[引きこもり|引きこもり少年]]と向き合うことなしに安易な活動を行っているのではないのかという批判の的になることもある。このため、特に[[おたく]]や[[ヤンキー (不良少年)|ヤンキー]]の気質を持つ層からのPTAの評価は、比較的低いといわれる。
 
また、PTAの活動による子供の[[過保護]]化により、若者の[[モラル]]低下や[[少年犯罪]]・[[恋愛障害]]([[思春期]]に[[恋愛]]をさせてもらえない等のため、恋愛対象が[[少女]]・[[幼女]]になってしまう)による大人の[[ロリータコンプレックス]]化が示唆されている。
 
PTAは、保護者と教職員による教育団体であるため、場合によっては教職員よりの立場がとられることもある。そのため、日本の[[教育問題]]でも[[いじめ]]や[[体罰]]などの日本の[[教育対策に行き詰まり感が見られる問題]]に対するして、斬新的な目立った取り組みがあまり見られないという声もある。また、現在こそ少なくなった様であるが、かつて[[日本教職員組合|日教組]]が全盛であった頃には、都市部の公立学校などでは、活動がPTA役員や教師の思想面(主に[[左派]]思想)などの影響を大きく受け、一種の[[プロパガンダ]]的な活動までもがPTA組織を通じて行われていたケースも少なくない。現在でも主に日教組加盟の教員とPTAが組んで、(多くは「戦争」という言葉と結びつけるなどの手法で)「日の丸・君が代」「愛国心」などの政治や思想の要素も含む問題に抵抗している所も見受けられる。
 
こどもの保護者の中で、PTAの活動に積極的に参加する[[人]]には、比較的[[女性]]が多いといわれるが、最近は[[男性]]も参加し始めている。