「ベリリウム」の版間の差分

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|publisher = ONLINE Encyclopedia
|accessdate = 2011-10-12
}}</ref>, {{lang-en-short|beryllium}} {{IPA-en|bəˈrɪliəm|}})は[[原子番号]] 4 の[[元素]]である。[[元素記号]]は '''Be'''。[[第2族元素]]に属し、[[原子量]]は 9.01218。ベリリウムは[[緑柱石]]などの鉱物から産出される。緑柱石は不純物に由来する色の違いによって[[アクアマリン]]や[[エメラルド]]などと呼ばれ、[[宝石]]としても用いられる。常温常圧で安定した[[結晶構造]]は[[六方最密充填構造]] (HCP) である。単体は銀白色の金属で、空気中では表面に酸化被膜が生成され安定に存在できる。[[モース硬度]]は6から7を示し、硬く、常温では脆いが、高温になると[[展延性]]が増す。[[酸]]にも[[アルカリ]]にも溶解する。ベリリウムの安定同位体は恒星の[[元素合成]]においては生成されず、[[宇宙線による核破砕]]によって[[炭素]]や[[窒素]]などのより重い元素から生成される。
 
ベリリウムは主に[[合金]]の硬化剤として利用され、その代表的なものに[[ベリリウム銅]]合金がある。また、非常に強い[[曲げ強さ]]、熱的安定性および[[熱伝導率]]の高さ、金属としては比較的低い密度などの物理的性質を利用して、高速[[航空機]]や[[ミサイル]]、[[宇宙船]]、[[通信衛星]]などの[[軍事産業]]や[[航空宇宙産業]]において構造部材として用いられる。ベリリウムは低密度かつ原子量が小さいため[[X線]]やその他[[電離放射線]]に対して透過性を示し、その特性を利用してX線装置や[[粒子物理学]]の試験における[[X線透過窓]]として用いられる。
 
=== 物理的性質 ===
ベリリウムの常温、常圧([[標準状態]])における安定した[[結晶構造]]は[[六方最密充填構造]] (HCP) であり、その[[格子定数]]は a = 2.268 [[オングストローム|Å]]、b = 3.594 Å である<ref name=chitani199>[[#千谷1959|千谷 (1959)]] 199頁。</ref>。モース硬度6から7<ref>{{Cite journal
|title = Occurrence of nonpegmatite beryllium in the United States
|author = Lawrence A. Warner et al.
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