「シェルノサージュ〜失われた星へ捧ぐ詩〜」の版間の差分

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RJANKA (会話 | 投稿記録)
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: アルメティカ曰く、この惑星の本来の名前は「'''シャラノイア'''」である。現在の人類が他の惑星から移住したのは5000年ほど前であり、今回が惑星始まってから6度目の滅亡の危機であると言う。
;シェルノトロン
:真空管の発展型とも言えるツール。殆どの物は真空管に似た外見で、中に鈍く光る[[フィラメント]]のような極板があり、Tz波によって稼動・発光する。『想いを形に変える』魔法のツールで、これによって誰でも詩魔法を行使できる。主に天文が使用する。一方でシェルノトロンの使用はジェノムを絶命に追い込むとの指摘もあり、地文はこれを重大な問題だと非難している。人工的に作られたジェノム、つまり詩魔法生成機ともいえるツールで、心臓部にあたる『シェルノサージュ管』と、実効果を生み出す『[[クレードル (コンピュータ)|クレイドル]]』(付け替え可能で汎用性が高い。コンピュータで言えば[[CPU]]と[[Random Access Memory|RAM]]、[[HDD]]にあたる部分)によって構成される。電気屋で売られていて買うのは容易だが使用するには[[携帯電話]]の契約に似た要領で天文に利用登録をする<ref group="注釈">契約者の[[DNA]]を所持するシェルノトロンと1対1で登録する。</ref>必要がある。持っている人にとっては[[財布]]と携帯電話と[[保険証]]と[[パスポート]]を兼ねた様な存在である。完全同調より先が出来なかったり、安定はしているがジェノムほど特化されたものが作りにくいという制約はあるが、日常的には何ら問題もない非常に便利なツール。シェルノトロンが僅かでも発光していれば、その所持者が近くで生きているという意味である。9割9部9厘が真空管型だが、科学者の道楽レベルでレコード型<ref group="注釈">想いを溝として彫っていくことで記録する。記録するのに時間がかかるし書き込める情報も少ない。しかし利点としてはアナクロな分保存性が良い。</ref>など他の型も存在する。
:簡単に言えば[[人工知能|AI]]を持ったG2管で、REON-OSを通じてシェルノトロンユーザが使える施設の機能の集合体である『クラスドライブ』を使う<ref group="注釈">たとえば高度な[[物理演算]]を行う場合はジェノムの場合は自力で数式を解かなければならないが、シェルノトロンの場合はクラスドライブの使用権限があれば機能として使用できる。ユーザーはレベルに応じたクラスドライブしか使えず、大人になった人がいきなり大きな力を使えないような仕組みになっている。</ref>。天文は仮想生命を一番のウリとして宣伝したが、地文はこれを生命に対する冒涜と捉えた。その結果、生命とは何かという論争に発展してしまい<ref group="注釈">地文としては生命は意思ではなく[[魂]]というものがあるものを指すのではないかと主張した。しかし天文はそんなことは考えず暮らしを便利するためには手段を選ばなかった。</ref>、天文が地文から独立する事になった。
:ネロの脱走後は大量のシャールを一時凌ぎの[[サーバー (コンピューター)|サーバー]]として使用していた。