「ショルダーキーボード」の版間の差分

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Mr. Road (会話 | 投稿記録)
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[[Image:HerbieHancock.jpg|thumb|200px|[[ハービー・ハンコック]] による演奏]]
 
大きく分けて、音源一体型と音源を内蔵しないコントローラーのみの機種の二つに分類される。音源部分は一般のシンセサイザー同様にアナログ音源、デジタル音源の機種がある。コントローラーのみの機種では、[[MIDI]]信号を発するための鍵盤とスイッチのみが装備される。従って本体のみでは楽器として発音させることはできない。MIDIケーブルにて([[トランスミッター]]でワイヤレス化することも可能)外部に接続するMIDI対応[[音源モジュール]]に接続し、そこから発音させる仕組みになっている。なお、[[廉価版]]のモデルでは音源とスピーカーを内蔵していて単体で発音出来る製品もある。
原型となったのはフュージョン・バンド「ナニワエキスプレス」のキーボーディストの中村建治が制作した「ケンジター」である。
 
音源一体型と音源を内蔵しないコントローラーのみの機種に分類される。音源部分は一般のシンセサイザー同様にアナログ音源、デジタル音源の機種がある。コントローラーのみの機種では、[[MIDI]]信号を発するための鍵盤とスイッチのみが装備される。従って本体のみでは楽器として発音させることはできない。MIDIケーブルにて([[トランスミッター]]でワイヤレス化することも可能)外部に接続するMIDI対応[[音源モジュール]]に接続し、そこから発音させる仕組みになっている。
 
[[廉価版]]のモデルでは音源とスピーカーを内蔵していて単体で発音出来る製品もある。
 
基本的にどのモデルもギターの風貌をモチーフにした形状になっていて(一部据え置き兼用モデルもあり、こちらは通常のキーボードと同じ長方形の形状をしていて、グリップ部分がない)、ギターのネックやヘッドにあたる部分(グリップ)に各種エフェクト機能のスイッチ類が装備され、ボディにあたる部分に鍵盤が上向きに装備されている。ストラップもモデルによっては専用ストラップもあるものの、[[ギター]]や[[エレクトリックベース|ベース]]の物を流用することが出来る。[[ドラマー]]同様に、通常は定位置に留まっている(大体はステージ後方)の[[キーボーディスト]]も、[[ギタリスト]]や[[ベーシスト]]のように縦横無尽にステージを動き回ることが出来るため、過去多くのキーボーディストが[[キーボード (楽器)|キーボード]][[ソロ (音楽)|ソロ]]が多い曲などで、[[コンサート]]や[[歌番組]]にて良く使用した。
 
近年では、どのモデルもメーカーで製造されておらず絶版商品になっていたため、新規に手に入れる場合は中古楽器店、ネットオークションやリサイクルショップなどで探したり、既存のMIDIキーボードを改造して製作する必要があった。しかし、最近ではローランドで久々にニューモデルが発表されるなど、ショルダーキーボードは再び息を吹き返しつつある。
 
原型となったのはフュージョン・バンド「ナニワエキスプレス」のキーボーディストの中村建治が制作した「ケンジター」である{{要出典|date=2016年2月}}
 
== 商標 ==